ホームスクーラーとして不登校を考えてみた。
こんにちは、ゆめです。先週は予想以上に色々な方に記事を読んでもらって嬉しかったです。予行練習した甲斐があった!(←今までNoteとかブログの書き方を勉強したことがなかった人の発言)
今週は全然トピックが違うのですが、自分としてはよく考えることなのでかるく語って行きたいと思います。デデン!
もうご存じの方もいらっしゃると思いますが、作者はホームスクール卒であります。「ホームスクールとは何ぞや?」と思う方はこの二つの記事をご参照ください。
1. ホームスクール卒。
そこでよく聞かれるのがこちら:「ホームスクールって単に不登校と同じじゃないの?」
即答いたします。
全ッ然違います。
そもそもホームスクールとは家の学校という意味である
英語に直すとわかりやすいのですが、ホームスクールとは Homeschool, つまり、「家+学校」です。家で勉強しているだけで不登校ではありません。
特に東京にいた頃は学校の遠足だったり、理科の実験教室とかにちゃっかり参加していました。バンクーバーでも受けたければ学校の授業が受けれるそうです。(受ける気無いけど。)サマースクールで物理と解剖生理学を取ったりもしています。
私は家で勉強をしていただけで、不登校ではありません。事実、Honoursで高校卒業を果たしています。(奨学金も貰った。)知り合いのホームスクーラーでも高卒認定を受けて一橋とか早稲田に行ってます。
自分語りばかりですまないのですが、私は日本語と英語の勉強を中学までは五科目してきました。正直、ホームスクールじゃなかったらココまで英語ができるようにならなかったと思います。(と言うか、必ずどっちかに傾いてしまう。)日本語を最近書いてなくてちょっとヘンなところもありますが、同時通訳とかも出来るのでいいんじゃないかと思っています。
更に、アメリカ大学を目指して来たのでACT、SAT勉強もしています。(目標達成はならなかったけれど、90th Percentile は取った。)ホームスクールをしていたおかげで自学自習が身に付き、タイム・マネージメントも出来る様になった。ホームスクールをしてきて良かった、としみじみ感じています。
ですから、ホームスクーラーは不登校では無く、家で勉強していると言うのが正しい理解です。(同じこと、何回くりかえすんだぁー!)
不登校とは学校に行かないことなのか、それとも勉強しないことなのか?
まあ、前の点でもうすうす気付いた方もいらっしゃると思いますが、不登校の定義も重要だと思います。
学校に行っていないことが問題なのか、それとも勉強しないことの方が重大なのか?って言うか、不登校は学校に行かないこと?それとも勉強してなくて学校に行かないこと?
疑問過ぎて調べたら、
何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由によるものを除いたもの (文部科学省)
らしいです。
なんか、勉強する・しないの定義じゃない気はしてたんですが、これで良いのか、文部科学省?それともこれは「勉強しなくて学校に行かない人」のことか?うーん、悩む。まあ、日本は取り敢えずホームスクールに関する法律が皆無だからな。
ってな感じで、不登校は「勉強しなくて学校に行かない人」路線が強いですね。
勉強してればいいんじゃないかな。
ここまでくればもう、学校行ってなくても、ちゃんと勉強してればいいんじゃないかと思えてきます。やっぱり学校行ってるとストレスは溜まるし、人間関係とかも大変そうだし、逆にもっと勉強したい人(つまり私)は先に進んだり、じっくりと分からないところを勉強できるわけでもないですしね。
勿論、家で勉強してれば良いことばかりじゃないです。それなりにモチベーションがない人は本当に不登校になっちゃうし、Unschoolingって言う奇妙な勉強法とかだと高校卒業しづらいです。(Unschooling=子供の興味のある勉強しかさせない、教材は組まない教育方針)
あと、分からないことは徹底的に調べ上げる熱意も必要です。基本親は一緒に考えてくれる人で何かを教えてくれる先生じゃないので、自分で情報を集め、答えを導き出す力が重要になってきます。これ、出来ないとホームスクールは上手く回りません。
最終的に思うのは、子供の仕事は勉強だ、ということ。だから不登校はダメだと思います。でも、勉強をしっかりして、社会経験を積んでいれば、学校ってカタチでなくともよい気がします。少なくとも、子供は一人一人違います。勉強方法が違っても良いのでは?
今日はここら辺で。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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