ゆまはれ かおり

くらすをてらす わすれられてるひとかけら みえないくらいに ちいさなちいさなひとかけら ときどきちらっとかおをだす すがたがみえたとき そおっとさわってみてごらん http://yumahare.net

ゆまはれ かおり

くらすをてらす わすれられてるひとかけら みえないくらいに ちいさなちいさなひとかけら ときどきちらっとかおをだす すがたがみえたとき そおっとさわってみてごらん http://yumahare.net

マガジン

最近の記事

はじめての夫婦ふたりで出産

人生初めての体験 自身の身体にふたつの命 日日変化する”体感“を記しておきたいと 八鳳くんがお腹に宿った時からつけている日記 ”出産“する時は、なんの疑いもなく 自分たちで出産するものだと思っていた 何故?と聞かれて考えた 病院が好きとか嫌いとかそういった事ではなくて 私たち、人も、果樹と同じように 果実が実り熟したらぽとりと落ちる そのように、新しい命も 母の胎内という樹に実り 機が熟した潤うその時に するりと出てきてくれるのではと 予想外のことが多々ありつつ

¥100
    • 樹皮編みの会 2024

      2024年の巻 さて、この度、”樹皮編みの会”は、4回目を迎えます これまで参加してくださった皆さま、 其々らしい鞄や用具たちが生まれてきて 更に、広がっているのを感じてとても嬉しい想いでいっぱいです 毎度毎度、其々の暮らしの中で手を動かし 自分の真ん中に在りながら、人と繋がることの 大切さや、信頼の深まり、溢れる光の感覚をしみじみと感じます 今年は、みなさまの暮らす処へ伺うことは叶いませんが みっつのご提案をさせていただきたく思います。 4月の下旬に出産を控えてお

      • 日日の衣 / お仕立て会に寄せて / 其の二

        前回のお仕立て会に寄せての記事は、 どういう経緯で、私が衣を仕立てるに至ったかという事を 書かせてもらっていました。 あれから、一年半が経ち 様々な皆様と、其々の暮らしの中から 衣を仕立てる時を共にさせて貰っています。 その時間の中で皆さまとの重なり合う時の体感とは。 想像以上に美しく、尊く、時には涙する。 皆の様々な暮らしの状況の中”今”に繋がり、 皆の中心から、皆と繋がる時 落ち込んでいても、忙しなくても、 穏やかでいても、喜びに溢れていても、 そわそわしていて

        • 日日の衣 / お仕立て会 其ノ二「下衣」

          お仕立て会 詳細 反物を使用して裁断は最小限に下衣を作ります zoomにて開催 日程 : 3時間 × 5回 時間 : 9:30-12:30 基本的にはこちらのお知らせした日程で 開催させて頂こうと思いますが ご都合合わない場合は、ご希望日程お知らせ下さいね 参加費 : 30,330円 (作り方付)  必要な物 : ◯反物の布 × 6m程 (着物を解いたものやサラシでも可能です) (どの様な布を使用するか、事前にお知らせ下さい) ◯裁縫道具 ◯くけ台とかけはり (身

        マガジン

        • 衣と暮らし
          7本
        • 草叢畑
          13本
        • yumahareのこと
          1本
        • わたしの中の藍について
          3本
        • 身体と大地
          5本

        記事

          日日の衣 / お仕立て会 其ノ一「上衣」

          お仕立て会 詳細 反物を使用して裁断は最小限に上衣を作ります zoomにて開催 ✴︎ 3時間 × 5回 ✴︎ 10:00-13:00 参加費 : 30,330円 (作り方付) 必要な物 : ◯反物の布 × 3mとすこし (着物を解いたものやサラシでも可能です) (どの様な布を使用するか、事前にお知らせ下さい) ◯裁縫道具 ◯くけ台とかけはり (身近な物で代用できます) ◯アイロン ◯あて布 ◯フリクション (熱で消えるボールペン) 全15時間の中では 細やかな事、

          日日の衣 / お仕立て会 其ノ一「上衣」

          日日の衣 / お仕立て会に寄せて

          衣と私 日日、私たちの身体に纏う衣 ここ10年程は、ほぼ、自分と身近に暮らす人の衣を作ってきた。 最初に”日日の衣”と名付けたエプロンのようなドレスのような衣は依頼があったとき、時々作らせて貰っている。 10代の頃から約10年以上、”アパレル”と呼ばれる衣服の世界に携わってきた その頃は、「いろんな私を知りたい!」と、 毎日、違う靴を履いていたかったり、 髪型もあれこれ、毎月のように変化させていた。 服についても、その日のコーディネートがしっくりこなかったら お買い物

          日日の衣 / お仕立て会に寄せて

          再生

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 012

          草叢の畑を日日歩く 歩いたところ 時々草を刈ったところ 種を撒いたところ 草が生えてきたところ 同じようでいて 小さく変化する日日の営み 20201103

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 012

          再生

          わたしの中の藍について

          長い長い畝一列に 藍の花満開 お庭と畑の小さな一画で 種が溢れて出てきた芽を草叢畑に ちまちまと植え替えた 今年は、藍を食したり 新芽を摘んで乾燥させて ぐんぐんと立派に育ってくれた 蕾が付く少し前に間引くように刈り取った 朝晩すっかり涼しくなった いつものように、早朝に畑の散歩に出かけると、 早朝には様々な小さな生き物たちが藍の畝一面に飛び交っている よく見ると、何種類もの蜂や蝿が開いた藍の小さな花に顔をうずめている 朝陽と朝露を浴びながら

          わたしの中の藍について

          再生

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 011

          草叢の畑を日日歩く 歩いたところ 時々草を刈ったところ 種を撒いたところ 草が生えてきたところ 同じようでいて 小さく変化する日日の営み 20201005

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 011

          再生
          再生

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 010

          草叢の畑を日日歩く 歩いたところ 時々草を刈ったところ 種を撒いたところ 草が生えてきたところ 同じようでいて 小さく変化する日日の営み 20200911

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 010

          再生
          再生

          "A Film for Yumahare 2020" by Miyuki Yamanaka

          いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ Yumahare http://yumahare.net A Film by Miyuki Yamanaka http://www.miyukiyamanaka.com

          "A Film for Yumahare 2020" by Miyuki Yamanaka

          再生
          再生

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 009

          草叢の畑を日日歩く 歩いたところ 時々草を刈ったところ 種を撒いたところ 草が生えてきたところ 同じようでいて 小さく変化する日日の営み 20200904

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 009

          再生

          藍の記録帳

          ひとつの藍の一生を垣間見る 生まれて初めての、本藍建は2種類の甕を覗く ”ひとつに還るのね” そう感じた 岡山で大切に育てられた藍の先生の蒅が、白に戻った 彼(彼女)らの様子を、朝晩確認する 2020 7/12 白からはじまった藍の旅は暑い季節を乗り越えて、 2020 8/27 白に戻った 様子を見ては、少しの布を藍に染める わたしの暮らしの中での藍との時間を育くむリズムが少し掴めた 彼(彼女)らも生きている 伺い過ぎることなく、信頼して身を任せた

          再生

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 008

          草叢の畑を日日歩く 歩いたところ 時々草を刈ったところ 種を撒いたところ 草が生えてきたところ 同じようでいて 小さく変化する日日の営み 20200826

          草叢畑 ( grass lawn field ) --- 008

          再生

          朝露の一雫

          ここ数日、夕立が降りだした 小躍りしたくなる ああ、水を欲していたのだな 水を山々が蓄えてくれているおかげで 朝露がひかる 朝露に濡れて、朝陽を浴びている お庭と畑を散歩して私も朝露に濡れる 寝惚け眼の幸福な時間 水の少ない夏 私の身体も、植物たちと同じ様に 昼間はしんなりとしてへたり気味 沢水もとても少なくなっている それでも、先人たちがこの場所で 自然と共に暮らしを営んでいたことが 垣間見えることがある 水と人の営み 表面上にはちょろちょろ

          足のこぶし

          足です 指に力を入れて ぐっと縮める こぶしができる そして、開ききる 手のように 足の指先まで 使いこなして しっかりと大地に立ち しっかりと大地を掴み歩きます 見えない根っこが大地と繋がり続けます