藍の記録帳
ひとつの藍の一生を垣間見る
生まれて初めての、本藍建は2種類の甕を覗く
”ひとつに還るのね”
そう感じた
岡山で大切に育てられた藍の先生の蒅が、白に戻った
彼(彼女)らの様子を、朝晩確認する
2020 7/12
白からはじまった藍の旅は暑い季節を乗り越えて、
2020 8/27
白に戻った
様子を見ては、少しの布を藍に染める
わたしの暮らしの中での藍との時間を育くむリズムが少し掴めた
彼(彼女)らも生きている
伺い過ぎることなく、信頼して身を任せた
水面に浮かぶ藍の華や、染める時に手に纏わりつく藍の色
独特の香りや、甕の周りに重なり合う青
どの出来事も、とてもとても大切な時間
白に戻った時は、なんだか魔法が解けたような
少しだけ、私を寂しい気持ちにさせた
秋の風もあるのかな
この尊い彼(彼女)らの一生を感じて、ただただ感謝した
+ + + 手作りの藍の記録帳 + + +
様々な藍の旅の記録がここに記されていくよ
もう一つの甕には、神戸で育てた蒅が
ひっそりと藍の華をまだ咲かせてる
そして、夏の日照りに照らされた藍の葉も色を濃くして
花を咲かせる準備をしながらぐんぐんと成長している
蒅を、改めて作ることにもわくわくしています
私の藍の旅は始まったばかり!
----------------------続く
愛と感謝を♡