台風16号（15時進路予想）

1日（金）は東日本に最接近となり、大荒れとなる恐れがあります。

進路予想

正午現在、大型で非常に強い台風16号は日本の南を

北北西へゆっくりと進んでいます。

この後海面水温の非常に高い領域を進むため

30日（木）にかけ発達し、再び猛烈な勢力となり

その後北東へ向きを変え、

1日（金）は非常に強い勢力か強い勢力で伊豆諸島にかなり接近します。

2日（土）は勢力を弱めて日本の東に進み

3日（日）には温帯低気圧に変わる見込みです。

台風が近づく1日（金）は伊豆諸島と東～北日本太平洋側では

荒れた天気となり、大雨や暴風の恐れがあります。

海上は大しけに

台風接近前から強い東風や台風からのうねりが入るため

西～東日本太平洋沿岸では波が高くなります。

30日（木）は西日本中心に大しけとなり警報級の恐れが高く

台風が最も近づく1日（金）は

西～北日本太平洋側の広い範囲で警報級の高波となります。

進路に近い伊豆諸島では猛烈なしけとなる恐れがあり危険です。

台風が東を北上する2日（土）は

北日本太平洋沿岸で高波の影響が残るでしょう。

週末にかけむやみに海には近づかないようにして下さい。

本州も暴風の恐れ

1日（金）は伊豆諸島は暴風域に入り

非常に強い風や猛烈な風が吹くでしょう。

非常に強い勢力での接近となるため、木造家屋の一部が損壊するほどの

暴風となる恐れがあります。

風対策はあすまでに済ませてください。

また、中心からはやや離れている東海、関東、東北南部太平洋側も

1日（金）大型台風のため海上中心に暴風となる恐れがあります。

飛ばされやすいものは屋内へしまいましょう。

東北地方は2日（土）も風の非常に強い状態が続く恐れがあります。

進路から離れていても大雨警戒

伊豆諸島は台風本体の活発な雨雲がかかり大雨となります。

総雨量が数百ミリに及ぶ恐れがあり、

土砂災害等の災害が発生する恐れがあります。

また、東海や関東も台風周辺の活発な雨雲が入り

大雨となる恐れがあります。

現時点では静岡と千葉は1日（金）は警報級の恐れが高いとしています。

特に東風が入る山の東側斜面では

総雨量が多くなる恐れがあり警戒が必要です。