ドリップでつくる、アイリッシュコーヒーの美味しいレシピ
冬に楽しめるコーヒーのカクテルといえば、アイリッシュコーヒー。
アイルランドで生まれたカクテルで、アイリッシュウイスキー、コーヒー、砂糖、生クリームでつくる、甘めのホットドリンクです。
今日は僕が何度も試して、家でドリップでつくれる美味しいレシピをつくったので、紹介したいと思います。
ドリップの道具がある方はぜひ寒い日にこそ試してみてください。ポカポカでまったり甘くて、最高です!
アイリッシュコーヒーに使う材料はこんな感じ。
順番に紹介していきます。
まず豆は18g。これはホットのドリップ1杯分に使う豆が14~15gなので、それよりも少し多めです。ウイスキーの味わいとバランスが取れるように、多めの豆で少し濃いめにドリップするのがポイントです。
豆の種類は、僕はこのレシピは浅煎り〜中煎りくらいの豆が合うかなと思います。伝統的には深煎りの豆を使うことも多いと思うのですが、僕は、コーヒー豆のフルーティな風味と透き通った味わいを活かせると美味しいなと思いました。みなさんはまずは手元にある豆なんでもいいので試してみてもらって、もし豆を選べる方やアイリッシュコーヒーのために豆を買おうという方がいれば、浅煎りのエチオピアのナチュラルプロセスの豆(ベリー系の果実感が感じられるコーヒー)がおすすめです。コーヒーの甘い果実感とウイスキーの甘い香りが相性抜群でさいっこうです!挽き目は普段のホットのドリップと同じでOK。
次にお湯の量ですが、180g使います。これはドリップで18gの粉に注ぐお湯の量が180gという意味です。温度はいつも通りのホットのドリップと同じでOKで、僕はいつも常温のケトルに沸騰したてのお湯を移して90度くらいで淹れてます。
ドリップは、合計で180gかけるように、スケールで測りながら、ちびちび4~5回に小分けにしながら注ぐのがおすすめです。合計1分30秒で180gのお湯を注ぎ切る感じがいいと思います。
砂糖や生クリームと混ざるので、多少の淹れ方のブレは目立たないので、ざっくりで大丈夫です。気軽に楽しみましょう。
180gのお湯を注ぎきったら、ドリップが落ち切るまでの間に、使うグラスにお湯を入れて予熱しておきましょう。せっかくのホットカクテルなので、熱々で楽しめるとベストです!
ドリップが落ちきったら、砂糖をコーヒーに加えます。砂糖は僕はきび砂糖を18g使ってます。上白糖でもOKで、その場合は16gくらいがいいかなと思います。
お砂糖の量はもちろんお好みで、甘さ控えめが良い場合は減らしても良いと思います。バリスタとしての、コーヒーのおいしさをなるべくそのまま楽しもう、みたいなテンションだとつい砂糖の量を極限まで減らしがちだと思うんですが、僕はしっかり甘さがあるほうがウイスキーの強い味わいとのバランスも取れて、味わいに丸みと柔らかさも出て、気軽に美味しいドリンクになると思います。その中でもきび砂糖18gは甘すぎずの、ちょうどいい量のつもりです。
ウイスキーはアイリッシュウイスキーを使います。これはアイルランドでつくられるウイスキーで、ピートと呼ばれるスモーキーな風味の原料を使ってないので、すっきりした味になるのが特徴です。一番有名なJAMESONを使っています。Amazonでハーフサイズで買えるのでおすすめです。
ウイスキーは18~20g。お酒感穏やかがいい方は18gで、しっかりがいい方は20g。この間ならきっと美味しいはず。砂糖を入れたコーヒーに入れましょう。
そして、砂糖とウイスキーを入れて混ぜた液体を、予熱しておいたグラスに注いでいきます。
そして生クリームを、泡立てる用の容器に移します。目分量でOKですが、多分30~40gくらい使うと思います。
フォーマーで泡立てます。僕はダイソーのミルクフォーマーを使いました。100円で売ってるの便利ですね。
あとは、コーヒーの上に注げば完成!
写真のように、コーヒーの方の液体の表面にスプーンをピタッとうかべて、そのスプーンに注がれる様に生クリームを注ぐと、きれいな2層になります。
アイリッシュコーヒーは飲んだ時、まず生クリームの冷たさがきて、その次に下のコーヒーの温かさがきて、その温度差がとっても気持ちいいので、混ぜずに2層に分かれたまま飲んでいくと最高に美味しいです!
こんな感じで、家でもお店レベルに美味しいコーヒーカクテルが楽しめるので、寒い冬の間にこそアイリッシュコーヒーをぜひ楽しんでみてください!!!
最後に僕がおすすめのグラスや道具を紹介します。
(アイリッシュコーヒーに合う、バラ売りしてる耐熱グラスが意外と少ない。210ml前後の容量だと僕のレシピに合います。もちろん大きめのグラスでも、マグでもなんでもOK。僕はテンション上げるために、Duroborというメーカーのヴィンテージのグラスをわざわざebayで買いました笑)
余った豆を使ってもいいと思います。
家で楽しいコーヒーカクテルの時間をぜひお過ごしくださいー!
川野優馬
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アイリッシュコーヒーのレシピ、動画でも紹介したので、注ぎ方やつくり方をわかりやすく見たい方はぜひ!
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