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熱狂体験こそ人を動かす。

この夏、インドネシアのバリ島でコーヒー農園ツアーを開催しました。

2泊3日で、標高1300mの森の中でキャンプをしながら、農園でコーヒーチェリーを収穫して、精製所でチェリーの仕分け、皮むき、発酵、水洗をして、乾燥させるまでをみんなで体験するツアー。

最後空港でお別れの時に泣いてしまう参加者さんもいるほどの、濃厚な体験になりました。


(2019年12月に開催のベトナムコーヒー農園ツアーは引き続きご参加者募集中です!)


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▲8月はバリ島のコーヒー収穫最盛期。木に熟している赤いチェリーを1粒ずつ収穫していきます。


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▲2時間かけて12人で60kgくらいのコーヒーチェリーを集めました。現地の人に積み方を教わったり、1人で10kgも摘む猛者まで。


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▲収穫したチェリーはテーブルに並べて、みんなで熟度ごとにより分け


非日常の心に残る体験。

朝3時に大量の鶏の鳴き声に起こされたり、ランチで付け合わせの唐辛子を間違えて食べてしまって悶えたり。

コーヒーチェリーを食べたり、発酵したコーヒーを味わってみたり、手でコーヒーを洗ったり。


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▲コーヒー生産を五感で楽しむツアーでした。


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▲バーベキュー。現地のメンバーや農家さんも、はるばる山の中までコーヒーを楽しみに来てくれて、最高に喜んでくれていました。


体験したどれもが非日常的で、コーヒー好きにとっては夢のような体験。

新鮮な体験なので1日1日が長く感じて、帰った後もふと「楽しかったな」と思い返すような濃厚さ。


終わった後に、コーヒーに目覚めて、イベントを企画する参加者さんや、豆をずっと買い続けてくれる参加者さん、一緒に働きたいですと言ってくれる参加者さんまで。


熱狂体験だからこそ、人は階段の1段目を大きく踏み出して、世界が変わるんだと思いました。


階段の1段目の話は前の記事で⬇️


濃さが1歩を踏み出させる。

コーヒー豆を売りたいと思っても、器具を揃えているほどの方にしかコーヒー豆は売れないし、カフェでコーヒーを売ると言っても、店舗に行きたいと思った方にしか売れない。

コーヒーを飲んでみよう、コーヒーって面白いな、そんなきっかけはきっと人生のどこかで通過する「濃い体験」にあると思う。


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▲乾燥中のコーヒー。あっつい乾燥部屋に入って、汗かきながら、豆の匂いを嗅いだり豆を触ってみたり。


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▲乾燥後のコーヒーのハンドピック。欠けた豆やいびつな豆たちを1粒1粒取り除いていく。地道な作業も、山の中でみんなでやるから新鮮で楽しかったり。



きっとコーヒーに限らずあらゆるもので、体験が行動の動機になっていると思う。

友達に誘われたフジロックで音楽を好きになったり、ビアフェスに行ってクラフトビールに目覚めたり、学生時代のバックパックで海外の仕事を志したり。


僕は美味しいコーヒー、シングルオリジンのコーヒーをもっと日本中の人に届けたい。美味しいコーヒーで生まれるもの、救われるもの、つながる人、たくさんあるはず。


だからこそ、熱狂的な体験をこれからつくっていきます。

わくわくなアイディアがあるので来年実現させます。お楽しみに!



川野優馬

LIGHT UP COFFEE


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▲バリ島に今年完成した宿泊小屋から見るバトゥール山の朝焼け。一番思い出に残った、象徴とも言える景色。


ベトナムコーヒー農園ツアー参加者募集中

2019年12月に、3泊4日で、ベトナム ダラットのコーヒー農園に滞在してコーヒーを体験するツアーを開催します。

思わず応援したくなるようなエネルギー溢れる、少数民族の4代目農園主のローランさんと、アメリカ人の夫で発酵の化学的アプローチを支えるジョシュ。

コーヒー生産を通して、彼らの生き方や、コーヒーが美味しくなるまでの工夫を体感するツアーです。ご興味ある方はお早めにぜひ...!


さいごに

SNSやってます。どなたでもお気軽にコメントやフォローお待ちしております!

Twitter: @yuma_lightup
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