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いいものをどうやって知ってもらうか。

いいものと向き合うこと、と、いいものを知ってもらうこと、って繋がっているようで、うまくやり方を変えないといけない。

どの目線で伝えるのか、どの順番でステップを踏んでもらうのか。


いいものと向き合い「良さ」を追求すること、それは理解と可能性をより深めるために絶対に必要な探求であり、原動力でもある。

でも一方でその深みで語っても、広くは伝わりにくい。

「わかる人にわかる」がいいのか、「わからない人でもわかる」がいいのかの違いかもしれない。



僕はコーヒーと向き合い続けて、その魅力をたくさんの人に伝えたいと本気で思ってる。

シングルオリジンコーヒー(農家さんごとの個性が楽しいコーヒー)をもっともっとたくさんの人に飲んでもらいたいし、ワインのように「作り手や品種ややり方によって味が全然違う農業なんだな」って当たり前の文化になってほしいし、だからこそ農家さんが報われる。(シングルオリジンの意義についても記事にしました)


だから最近は、コーヒーゼリーやコーヒービールを作ったり、オフィスにコーヒーをデリバリーしたり、農園ツアーを開催したり、コーヒーを通した色々な発信をしている。(バリ島のコーヒー農園ツアーは最高に楽しかった...。)


思いははじめから、「よりたくさんの人に、美味しいコーヒーを伝えたい」その一心。



階段の1段目を作る。

今自分は階段の何段目にいるのか、俯瞰してみるといいかもしれない。


例として、僕のコーヒーが好きになって行った順番で思い出してみると、

アルバイト経験からコーヒーってなんか楽しいな、で興味を持ち(1段目)

色々飲んで味や好みを知り、器具を買ったり淹れ方を知りたくなり(2段目)

細かい違いや技術を理解して日常的に美味しいコーヒーが定着した(3段目)


人は、 興味関心→行動→理解→深い理解 の順番でいわゆる「良さ」を知っていくんだと思う。(何段目にいるからえらいとかそういう話ではない。)


今は自分はどの段の立場で思考していて、どの段のアクションを呼びかけようとしているのか。


僕はコーヒーの階段の1段目に踏み出す人をつくりたい。


だからこそ、新しい体験、プロダクトを通して楽しく広めたい。



文化や行動の生まれ方


文化が深まる流れはこんなイメージ。


楽しい体験と新しい消費接点を通して、人は興味と関心を持ち、行動し、文化として定着化する。


コーヒーでいうなら、ゼリーや飲み比べやツアーなど、「楽しいな」っていう体験が、きっと今まで関心のなかったコーヒーに興味を持つきっかけになる。

オフィスのコーヒーが最高に美味しかったり、今までに無かったタッチポイントを通して多くの人に関心を呼び込める。


そうして興味関心を持った人が、実際に行動し、複数回行動と理解とさらなる興味を重ねて、その行動自体が日常になっていく。

ライトに言うならInstagram起点の行動だってこの流れだ。



美味しいコーヒーを世界中に広めたい。


1杯の美味しいコーヒーで救われる人はたくさんいるはずだし、コーヒーの風味を通して飲食が好きになる人もいたり、暮らしや仕事を考えるきっかけになったり、人と繋がったり、仕事の生産性が上がったり、アイディアが浮かんだり。

美味しいコーヒーができることは無限にある。美味しいから、農作物としての個性を評価して買っているコーヒーだから、生産者も潤って、作る人と飲む人が正の循環で持続する。


僕はコーヒーを愛しているからこそ、もっと広めたいからこそ、あえて階段の1段目をやる。3段目以降の追求を深めつつも、「楽しく広く伝える」ということに向かいたい。



川野優馬



さいごに

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美味しいコーヒーがオフィスで200円で飲める、コーヒーデリバリーサービス WORCについてはよかったらこちらからぜひ。「働く場所」のコーヒーを美味しくしましょう!


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