見出し画像

好きなことを仕事にするということ

誰だって好きなことを仕事にしたいよね。

働くことってきっと、好きな気持ちから生まれる得意なことや、情熱、エネルギーを価値に変えること。


僕は今、好きなコーヒーを仕事にしてる。

どうやったら好きなことを仕事にできるか、書いてみようと思う。


好きなことを仕事にするって何か

別に好きな業界や技術を見つけて、会社に就職することだけがすべてじゃない。自分でつくってもいいし、フリーランスとしても活動できる。なんでもできる。

好きなことを仕事にするって、言い換えると、好きなことで価値を提供する側になるってことだと思う。

好きなことで働くことが人生の一番の根本だと僕は思う。1週間の7日のうち5日を耐えて2日で楽しむんじゃなくて、7/7全部を楽しめたら絶対に人生は楽しい。土日の2日より平日の5日の方が圧倒的に多いんだから、楽しむべきはむしろ平日の5日の方なんだ。


好きなことを仕事にするまでは、緩やかに次のような順番があると思う。

好きの種を見つける→行動して好きが開花する→提供する側にまわりたいほど意思が深まる→好きなことを仕事にする


好きの種を見つけるまで

たぶんこれは興味とか好奇心。なんかいいなーって思うことって日常でもたくさんあるよね。

こんな音楽好きとか、こんな食事が好き、こんな場所が好き、人、景色、サービス...。

これってなんなんだろう、楽しそうだな、ってアンテナを広く持って、いろんなことに軽くでも首を突っ込んでみるのがいいと思う。

世の中は本当にいろんな体験があって、せっかくなら知ったほうが、見てみたほうが、絶対に楽しいと思う。

最初から、これが自分の好きなことで、これを仕事にするべきなんだってわかるはずがない。自分のいろんな「好き」に触れてみるところからはじまるんじゃないかな。



行動して好きを開花させる

最初からその興味が人生をかけたくなるほど好きなものかどうかなんて誰だってわからない。もちろん人生をかける必要もないかもしれない。

せっかく興味を持ったもの、面白そうだな、好きそうだなと思ったものがあったら体験しないのはもったいない。絶対に、絶対に、自分の興味を大切に、他の人がなんと言おうと、自分の好きに向かって一歩行動するほうが楽しい。

僕は最初、苦いと思っていて飲めなかったコーヒーにラテアートから興味を持って、いろんなコーヒー屋さんに行ってみようと思ったところから一歩が始まった。

コーヒーを飲み歩いてるうちに、衝撃的に美味しい浅煎りのフルーティなコーヒーにであって、シングルオリジンコーヒーの魅力に取り憑かれ、焙煎してみようと焙煎機を買って、海外のコーヒーショップをひたすら回って、コーヒーショップをオープンしようと決めた。バイトしてラテアートの練習を始めるまでは、こんなに好きになるなんて全くわからなかったどころかコーヒーは苦手だったし、コーヒーの飲み歩きをして初めて、コーヒーを仕事にする可能性が見えてきた。


人はなんのために生まれてきたのか、それは生きるためであって、もっと言うと「経験」するため。いろんなことに興味を持って経験するために僕たちは生まれてきたんだ。どんどん経験してみたほうがいい。


価値を提供する側になりたいと思うまで

僕はその中で、コーヒー生産者の持続可能性だったり、コーヒーの流通の課題や、そもそもこんなに感動的に美味しいコーヒーが知られてないことだったり、解決したいことがどんどん出てきて、そして純粋に仕事としてかっこいいと思ったり、美味しいコーヒーを人に伝えることや飲んでもらうことが楽しいと感じて、「伝える側」になろうと決めた。



どんなことだっていいと思う。ゲームだって、旅だって、デザインだって、とにかく好きなだけやり切ってみるのがいいと思う。

やってるうちに、これは本当に楽しいとか、自分ならこんな風にやりたいとか、解決したいことや作りたいものが、だんだん明確になってくる。


行動してみるからこそ、絶対に見える世界がある。

最初は消費する側だった好きが、提供したいまでの好きになったら、きっとそれは仕事にしたいことなんだと思う。

好きなことで仕事にすべきか悩む人は、その目線で見てみるとわかりやすいかもしれない。趣味のまま留めておく方がかえって楽しいこともたくさんある。発信者、価値をつくる側になりたいかどうか。


好きなことを仕事にする

これを仕事にしようってよりかは、これをつくっていこう、こんな価値を提供していこう、そんな意思なのかな。

ここまで自分の好きを明確にできたら、きっとそれを正しく伝えられたら会社には就職できると思う。なぜ自分がそれを好きで、その好きがなぜその会社でなのか、ちゃんと語れたら面接官は断る理由がないと思う。もちろん即戦力なのかとかスキル経験とかも大事だけど。そんなのはあとからついてくる。一番大事なのはその一番の原動力となる「好き」という気持ち。積んでるエンジンの大きさ。情熱こそがその人が動くエネルギーそのもの。勉強や経験が必要だとしても、そんなのはここまで来れば全部楽しいと思う。

自分で何かを始めてみてもいいかもしれない。ネットショップも簡単に作れるし、同じように好きな人とつながっていけば仕事だってそこから生まれたりもする。


たまに僕も大学の時の同級生と会うと、お前は好きなこと見つけて仕事にしてていいよなーとか言われたりもする。とってもわかる。割と社会的信用のある大学だったのでとりあえずでも就職がしやすいこともあったりで、好きとは切り分けて就職した人もいる。全然悪いことじゃないし、キャリアとして、収入も考えて、平日と土日は切り分けないといけないのかもしれない。

でも、絶対にその中でも好きなことはあるんだ。そもそも1つの会社に一生勤め続ける時代でもない。

自分の好きの種をどんどん拾って、行動して、好きを開花させた時に、本当に人生としてやりたいこと、エネルギーを注いで充実感を心から感じることが誰しも絶対にあるはず。

僕みたいに好きなことで起業するべきとはまったく思ってない。言いたいのは、自分の心の「好き」に素直に従って動いてみてもいいんだよ、ってこと。絶対にその力学が、人間にとっては自然な動きなんだ。


自分の興味を信じて、「好き」を原動力に、どんどん経験しよう。どんどん「好き」を広げていこう。だから生きることは楽しいんだ。



川野優馬



さいごに

SNSやってます。どなたでもお気軽にコメントやフォローお待ちしております!

Twitter: @yuma_lightup
Instagram: @yuma_lightup


こちらの記事もよかったら読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?