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東京との付き合い方

東京という街は、みなさんにはどう映っていますか?

僕は東京に生まれ、30年以上ずっと東京にいるんですが、なかなかに大変な街だとも思います。当たり前に見る超満員電車や、交通量や情報の多さ。そりゃ、ストレス感じない方がすごいよ、とも思ったりします。本当に便利な街なんですが、いろんなところがパンクしているというか、なんというかヤバさを感じます。笑

僕は、東京にいることや東京で働くことは、基本的にいいことだと思っています。僕も今東京にいることは楽しいし、得られることもたくさんあるんですが、でも東京での暮らしを続けていくためには、いくつかの覚悟や意志が必要だとも思いました。

情報もストレスも多い東京という街で、うまくやっていく方法や思考を自分なりに整理してみたので、今日は書いてみたいと思います。

「東京しんどいなあ」と思う方の参考や少しの支えになれば嬉しいです。


何のために東京にいるのかを再認識する

僕を含めてきっとみんな東京にいる目的や理由があると思います。地方から東京に引っ越してきた人、僕のように東京で育った人、人それぞれの背景で東京で働いているんだと思います。

東京はいろんな人がいるとか、人多くて大変とか、しんどさを感じることはあると思いますが、そもそも自分がその暮らしを選んだんじゃん、というところから始まってしまいます。もちろん、いろんな事情で選ばざるを得ないこともあるかもしれませんが、基本的に「なぜ東京で頑張っているのか」を改めて認識して、再熱していくことは大切だと思います。

日本の中で最も物価も高く、会社も集結している東京は、働く上では戦場だとも僕は思います。日本中の会社、どこでも戦っていると思いますが、暮らし含めて最もバチバチにやれるというか、色んな刺激が降りかかってくるのが東京だと思います。そういう意味では、東京で仕事をする目的の1つは、結果を出すスピードや、インプットの量でもあるかなと思います。僕のイメージは、ちょっと負荷がかかるけどすぐ伸びて強くなれる、一種のドーピングをしているような感じです。

のんびりやるなら地方でやるのがいいはずで、ガツガツやっていくためにきっと東京で働くんだと思うんです。僕もそうです。いち早く、たくさんの人に美味しいコーヒーを広めたかったし、認知して欲しかったので、東京でコーヒー屋をはじめました。

就職するにしても、何で東京にあるその会社を選んだのか、にはきっと少なからず何らかの意志があるはずです。こんな刺激を得たい、こんな結果を出したい、こんな出世がしたい、このくらいで独立したい、、。小さいことでもざっくりしたことでも、そんな東京にいる目的を改めて認識して、「東京にいるからには頑張るぞ!!」と意志を固めてやっていくといいと思います。

なんか当たり前のことを書いているんですが、ふとした時に、「いやー、しんどいな、、」と思うこともあると思います。前向きな僕ですらたまにあるくらいです。そんな時こそ「自分ってなにしたいんだっけ」「何のために仕事してるんだっけ」「どうなったら幸せなんだっけ」とかをぼんやりでも考えて、「おっしゃ、やってやるぞ!」と熱を持っていけることが大事だと思いました。


東京以外の場所で暮らすプランを持つ

東京にずっといる強い目的をもつのも素晴らしいと思いますが、ストレスも多い街なので、永遠にいるわけではない、という方も多いと思います。東京である程度頑張っていくためには、その後東京以外の場所で暮らしていくプランを持っておくと、気が楽というか、その時まで頑張ろうとなるんじゃないかなと思います。

そもそも最初から地方で働けばいいじゃんという意見もあるかもしれませんが、地方で働くためには、給与水準や働くスタイルなどを地方に適応させるか、もしくは地方でも東京の仕事ができるスキルが必要になると思います。

僕の場合は地方で店舗運営をするとかも選択肢としてあるかもしれませんが、一般的に大きいところは、リモートで結果を出せるようなエンジニアのスキルとか、デザインとか、ライティング、映像、PR、、などなどのオンラインで結果を出せるスキル。

地方にいながらいい感じの仕事をして暮らしていきたい、と思っても、そのいい感じの仕事ができる土台がないと始まらないんです。そんなスキルを東京で身につけようというのも、1つ立派な目的だと思います。


さらに、もし地方暮らしがいいなと思っている方は、お休みの日に国内旅行にどんどんいくのがいいと思います。暮らすとしたらどの地方がいいだろうと、セカンドライフのイメージを持てると、必要なことや時期とか、イメージも湧いてモチベーションになりますよね。あと純粋に地方旅行は、美味しいし、楽しいと思います。


ストレスを解消する方法をいくつか持つ

東京で頑張っていたら、そりゃ負荷もかかります。

そんな中で、ふと息抜きをしたり、肩の力を抜いたり、ストレスを解消する方法を、自分なりにいくつかもっておくといいと思います。これは1つじゃなくて、パターンに応じて使い分けられるくらいたくさんあるといいと思います。

日常的なものだと、好きな食べ物、飲み物、好きなレストラン。映画も音楽もファッションも。自分がご機嫌になる方法を知っておくのはとっても大事だと思います。メンタルというか、自分の気持ちを整えて、常に高いパフォーマンスをしていくために、自分のご機嫌取りの力が必要だと思います。

たまに、自分のご機嫌を人に求める人もいるかもしれません。でも僕は、自分のご機嫌は自分で取るべきというか、自分で取れるに越したことがないと思います。ストレスを人にぶつけるとかはもってのほかです。美味しいコーヒーだってその1つ。どんな瞬間に自分はハッピーになれるか、小さなものでも日常に取り入れていくと、トータルでストレスは薄まっていくはずです。

さらには、「あー、もう行くか!」みたいな感じで、強い負荷がかかった後とか疲れた時に行って、がっつりリフレッシュできる強めのカードも持っておきたいです。

サウナや温泉やキャンプもそうだと思います。スポーツでもジムでも、釣りでも料理でも、半日や丸一日かけるようなしっかり目の趣味が作れると、いざという時に一気に猛チャージできるので、ストレス社会で揉みに揉まれても安心です。

僕はたまに整骨院に行っていて、この整骨院自体も体を癒す1つのカードでもあるんですが、ある時その整骨院の先生が、「コリとか体の不調は完全に治せるものではなく、あくまでその場その場をごまかしていくものなんだ」と言っていたんです。毎日の中のストレスも、ストレスの発生源を消さない限りは、ずっと生まれ続けるもので、ストレス発散もある意味その場その場でのリセットに過ぎないんだなとも思います。

だからこそ、日常的なもの、特別なもの、すぐできること、休みの日じゃないとできないこと、その回復力やかかる時間やお金、いろんなカードを持っていると、都度都度回復していきながら、きっと戦っていけるはずです。


人と関わる

いやー、これめっちゃ大事だと思います。友達と飲みに行く、どうでもいい話をする、会社の同僚と仲良くなる、行きつけのお店の人と仲良くなる、コミュニケーションで人はすくわれます。

コミュ力なんてないよ、とか、友達少ない、、って不安な人もいるかもしれませんが、そんな時こそ趣味が人をつなぎます。僕はコーヒーをやっていますが、コーヒーが好きということだけで海外のコーヒー屋の初対面のバリスタですら超絶ウェルカムしてくれて、好きなコーヒーのことが共通言語になって、誰とでも話せます。そうやって、熱を生み、同じ熱を持っている人とは共通言語で会話できる、そんな趣味もきっと役に立つと思いますし、そんなコミュニティに属するだけできっと意味があると思います。

人はコミュニケーションを取る動物です。コミュニケーションでのインプットもアウトプットも、自分にとって大きなエネルギーです。

どうかみんなが、それぞれの形でいいので、コミュニケーションのある日常を送って、力になっていったらいいなと思います。



そんなこんなで、東京はすっごくパワーがあって、速く物事が進んでいく場所ですが、頑張っていくための少しの工夫と意志が必要になると思ったので、僕なりに書いてみました。

本当に色んな背景の、色んな人がいると思いますので、ここで書いたことが当てはまらない方もいたり、しんどさの深さも人によって様々だと思います。

でもこうやって、みんなで東京にいることを力にして、前を向いて、明日からまた戦って行けたら嬉しいです。


みんなは東京で、どう頑張っていますか?



川野優馬


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