僕の就活①~まったく成功しなかった1年目の就活~

わずかながら投稿し始めて早3週。今は某人材系企業に勤め、時に就活生へのサポートを行っていますが、そんな自分の就活は全く成功したとは言えません。成功していないからこそ、いろいろお話しできると思い、今の活動をしております。今回は、そんな自分の就活についてお話ししたいと思います。

目次
1:志望はメディア・広告系
2:「スポーツの実績」これのみを押し出した自己PR
3:内定を得られなかった1年目

志望はメディア・広告系

僕は小さい時から大のテレビっ子でした。家にいるときはずっとテレビを見ていました。小学生の時、周りの友人はアニメなどを見ている中、その当時からバラエティーとドラマばかり見ていました。特に好きだった番組は「めちゃ×2イケてるッ!」「踊る!さんま御殿!!」「うたばん」、ドラマは「Goog Luck!」「ごくせん」など。なぜ好きだったかといえば、今となって思い返してみると、「親の影響」というのが強いと思います。家に1台しかテレビないですからね、僕にチャンネル主導権はありませんでした笑

それからというもの、テレビ局に入りたい、ということを強く思っていました。なぜテレビ局はいりたいの?って聞かれたら、答えに困ってしまうくらい染みついていたものでした。

ずっとその思いを抱いていたので、学部やサークル、そしてバイトも全てメディアに通じるものを自然と選んでいました。昼間は学校で映画論や情報論などを学び、学校後はサークル・バイトでメディアの経験を積む…。すごく充実していた生活だったと思います。テレビ局の方とも知り合いになり、就活時はいろいろと相談することができ、周辺環境としては申し分ないだろうなと感じていました。

「スポーツの実績」これのみを押し出した自己PR

もちろん周辺環境だけではなく、自己分析も自分なりに行っていました。その当時、自己分析に関しても重要というのは人並みに認識していたものの、そこが左右するとまでは思っていませんでした。

自己分析を人並みにしかやっていなかった・認識していなかったのには、もう一つ理由があります。それは、今思えば恥ずかしいことなのですが、自分の過去のスポーツ実績と話題性に自信があったからです。

僕は小学生の時から水泳の飛込競技というめちゃめちゃマイナーな競技をやっていました。(飛込競技をよく知らないという方はこちらの動画見てみてください!日本代表のレジェンド寺内選手の演技の動画です。)

この競技を自分も学生時代やっており、インターハイに出場して入賞するなどそれなりの実績を上げました。珍しい競技にひたすら向き合い実績も作ったんだから、面接時に話題を欠くことはないと当時は思っていました。

ちょっと話は脱線しますが、飛込競技は人口も少ないため、「選手として競技に挑む=日本代表を目指す」ぐらいのレベル感なのです。どういうことかというと、例えばプロ野球でいくとドラフトで選ばれたとしてもすぐに1軍で先発をはれる、というわけではなく、2軍で経験を積み実績をあげ、1軍の監督からGOサインがでてようやく1軍のベンチ。そこから代打・リリーフなどを経験してようやく先発メンバーに名を連ねる、といったのが一般的な流れです。(マー君や大谷選手などのよっぽどのスターはこの道ではありませんが)

しかし、飛込競技は人口が少なく、コーチのほとんどは国際大会経験者だったりします。コーチも、数少ない選手をいかに国際舞台に上げるかを常に考えています。ゆえに、「僕は飛込競技で選手として活動します!」と宣言した時点で、1軍に放り込まれるのです

ずっと1軍で練習、周りも日本代表が普通にいる環境下で練習ですから、それはそれはきついのなんのって笑

平日は学校終わりに練習、土日は朝から晩まで練習、夏は家に1か月以内ぐらいの遠征続き。いい思い出ではありますが、またやれ!って言われたら断固拒否します笑

このような経験をしてきたので、忍耐力や逆境を乗り越える力は人並み以上についた自負はありました。そして、就活時の自己PRは、逆境を乗り越える力・忍耐力・結果を突き詰める力で勝負していました。

内定を得られなかった1年目

「飛込」という話題と、「テレビが大好きで勉強もしている」という2点をもとに就活に挑みました。面接官もいろいろ食いついてくれるだろう、今日もしっかり話そう!…そんな意気込みで面接に向かったが、現実は想像の真逆でした。特に自分の経験を掘られることもなく、あっという間に面接時間は過ぎていきました。集団面接においては、自分の経験は特殊だと意気込んでいましたが、やれ「甲子園行きました!」「ビジネスコンクールで入賞しました!」などなど、同じようなアピールをする人達は万といました

自分の経験は、やっている競技が特殊なだけで実績は特筆するものではない、と痛感したのです。就活には何万人もの学生が挑みます。全国大会出場・入賞などの実績は普通にいるのです。

個人面接なら話はそれなりにさせてはもらえるものの、特段手ごたえもなく、集団面接では特に色を残すこともできず、グループディスカッションではむしろ色が消え…笑 本当に思い出しても成功した選考はなかったなと思います苦笑

結果、内定はゼロに終わりました。(1社だけ内定があったといえばあったのですが、6月に最終選考を受けて、合否が出たのがなんと内定式1週間前!夏には2年目に突入すること決めて就活塾に入っていたので辞退しました。)就活の厳しさを痛感した1年目でした。続けようと思えば続けられましたが、ここで続けたところで自分の希望するところから遠くかけ離れてるところに、現状の自分が入社したところでうまくいく未来は見えませんでした。一通りの選考が終わった6月末、就活2年目に突入することを決めたのです。

そして、出会ったのが僕がお世話になったとある就活塾でした。

2年目のお話についてはまた次の投稿でお話しします。

長文お読みいただきありがとうございました!


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