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優しくて甘いカレー

最近のカレーは辛い。
辛すぎる。
甘口ですら辛い。
試しにアンパンマンパッケージの子ども用カレーを買ってみたが、それでも辛い。
辛いものの風味が苦手というより、刺激物を受け付けない身体なのだ。

刺激的でないものがお好みなら、カレーなんて食べるなと思われるだろう。
だって世間にこれだけ売ってるんだもの。
食べたいよ、やっぱり。

シチューの粉を買うついでにどうしてもカレー粉も買ってしまう。
買ったカレー粉をどうするか。
食べるしかないじゃないか。

辛いのがダメなら甘くすればいい。
スパイスをいろいろ買って作ったこともあるけれど、料理下手がレシピを参考にみよう見まねで作るとますます辛い。
大体甘いカレーのレシピを出す人がいないのだ。

辛くないカレーなんて食べるなと言わないで。胃腸が弱いからこれでも真剣に食べるものに悩んでいる。
カレーが食べたい・・・。
カレーが食べたい・・・。

ここ数年はシチューのホワイトソースをバターと牛乳で手作りするので、シチューの粉を買うこともほとんどないが、コンビニに寄った時など、どうしても湧き上がってくるこの衝動。

辛くない消化に良い薄口カレーにする秘訣は、玉ねぎの代わりにキャベツを使うこと。
学生の頃に自分で玉ねぎよりキャベツが食べやすいと発見した。

さらに、最近はお菓子でも入れようかと思いついた。

誰の参考にもならないかもしれないけど。

カレーに、お菓子。 
ブルボンのシナメル、ガトールーズン、ルマンド。
この有名どころはうまくいくのではないかと思っていた。
カレーにドライフルーツやチョコって入れるもん。そこにさらに焼き菓子の要素かが加わるだけ。
しかし、家にあったルマンドをうっかり食べてしまった。
キャベツもない。
シチューを作ろうとしたら牛乳が期限切れ。
代わりに何かないかと探したところ・・・。

作り方を書くほどではないが、一応。

お菓子カレー

【材料】
・甘口カレー粉
・ヌテラ
・にんじん
・じゃがいも
・ブロッコリー
・ベーコン
・適量の水

【作り方】
材料を切って水と粉と煮込む。

カレーは元からチョコレート色な気がする。

案外食べられる。キャベツの代わりに庭からブロッコリーを採ってきて具材にした。カリフラワーは我が家の庭では売り切れた。

レンチンのレトルトカレーでヌテラを混ぜていけそうだ。

ヌテラというのはパンに塗って食べるチョコレートの入った甘いやつ。
よく知らないで買ったので、なぜヌテラが人気か調べてみた。

ヌテラとは?
ヘーゼルナッツペーストをベースに砂糖ココア脱脂粉乳香料乳化剤などの材料を混ぜ合わせた、チョコレート風味の甘いスプレッドイタリアフェレロ社が発売している製品。

wikipediaより

脱脂粉乳が入っているんだもの。道理で牛乳なしでも、カレーがまろやかに仕上がったわけだ。何より香りがいい。一般的なチョコレートよりカカオの香りが薄いというか、もっと落ち着く香りがする。
第二次世界大戦中にココア不足だったため、ヘーゼルナッツを代用したことで生まれた製品らしい。
ヘーゼルナッツは栄養価が高く、身体によい油だという。
たまたまチョコレートがなくて代わりにカレーに入れてみただけだが、かえって健康的なカレーを作ってしまったかもしれない。
ちょうどビタミンがほしくて、カフェインは減らしたいと思っていたところだ。

お腹の調子がよくないので、いっぺんにたくさんは食べられない。
カレーは日持ちがするので、毎日少しずつ食べようと思う。
食べすぎないようなるべく米にかけずにホームベーカリーで焼いた食パンをちぎって浸して食べたい。

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