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柚子を使い倒す【料理・美容・掃除】

柚子湯ではじめる朝風呂の習慣

こんなにたくさん!まだまだ生ってます。

猫は冬になると午前中寝ていたいようです。
寒いのでしょう。しかしご飯は早めにもらいたいようです。
午前4時半に起こされて、猫にご飯をあげて二度寝を決め込む猫たちを起こさないようにして、そーっと朝風呂に行くことが増えました。
しかし、私のそんな気遣いは三毛猫のセミ猫にだけ有効で、麦わらのトンボ猫は風呂場についてきてしまいます。
お太り気味になってきたトンボ猫に滑りやすい風呂場が危険地帯になってきました。
しかし、脱衣所から締め出しても、扉を開けられるトンボ猫が帰ってバンと扉を開け放して入ってきて、お風呂から上がったときに寒くなってしまうので、脱衣所で待たせることにしています。

朝風呂が楽しいのは、柚子の季節になったからです。秋頃は庭で収穫した生姜の葉っぱをお風呂に入れていました。生姜の葉っぱが終わる前に、柚子を収穫し、その消費に四苦八苦しています。

柚子はヘタ以外ほぼ捨てるところがありません。ゆず風呂は角質が落ちて肌がサラサラになるのは良いのですが、ヒリヒリ乾燥してしまうのがたまにきずです。特にニキビは治りません。
おそらく、ニキビの原因は、内臓機能の方にもあるのだと思います。

そこで、お風呂からあがると、柚子種で作った化粧水を使っています。

生姜の皮も入ってます。
柚子は種子が多いです。

100円均一ショップで容器を買ってくればいいものの、そのことは忘れて、ホワイトリカーをまず買ってきました。梅をつける時期にはよく売ってありますが、冬はシーズンオフなのでしょう。スーパーをはしごして家族が見つけてくれました。

焼酎でもいいんですけど、焼酎だとちょっと匂いが気になるので、やっぱりホワイトリカーを使いたかったのです。
柚子化粧水はサラサラしてベタつかず、アルコールまけしない人にはオススメです。アロマを楽しむ人であれば、精油を蒸留できるのかもしれませんね。私にはちょっとハードルが高いです。

着替えたら、洗濯機のお湯取り機能でお風呂のお湯は洗濯に使います。我が家は母と私以外は地元の銭湯に行くので、お風呂を使用しないのです。

さらに残り湯は柚子でツルツルしており、掃除に最適です。お風呂の洗剤が買い置きしてあるのでそちらも使ってますが、それが切れたら浴槽は重曹と柚子汁で洗おうと思っています。シャワーばっかりだったのに、今年の秋は以前より風呂掃除が楽しくなりました。

今年も作った柚子大根

黒砂糖が余っていたので、甘くつけてみました。

今年は暖かくて、11月になっても、庭の野菜が凍らず、午前中の収穫が可能でした。父がとにかくたくさん植えてしまったので、沢庵漬けを作りたいなと思っています。母は大根のはりはり漬けを作るのが好きでうまいのですが、やっぱり手間がかかります。

早朝に私が作ったゆず大根も大根3本を消費しています。この際、余ってもいいから、父が収穫してきてしまった目の前にある分は全部使い切りたいと思ったのです。今年の大根は去年より美味しくなくて、筋が多いです。父の肥料のまきすぎが原因かなと思っています。

味噌汁用などに刻んで食べる分にはおいしいです。しかし、煮込んでも柔らかくならないので、どうせ細かく刻むなら、いっぺんにやってしまった方が1日中大根のことを考えなくて済みます。柚子をひたすら絞りました。
すると、大根をひたすら刻んで痛かった右手が柚子で癒された気がしました。
眠れなくて、起きたら床は泥だらけで、毎日大量の野菜を料理しなければいけなくて、イライラしていた気持ちが、ゆずをぎゅっと絞るごとにやわらいでいきました。

出来心で黒砂糖を加えたのはあまり良くなかったかもしれないですが、味はまずくはなく喉に良さそうです。

途中、庭に出ていて、芽吹いた鉢植えに水やりをして再び台所に戻ったときには、気持ちが静かになっていました。

柚子は部屋の中に大量にあっても臭くありません。気持ちが安らぎます。
ただし、料理した後の手で猫を触ろうとしたら、猫たちに不快がられてしまいました。ゆず風呂がしてある浴室に近づくのは平気なのに、柚子まみれの手は臭いようです。

柚子でお茶にしよう

柚子でお菓子を作るのは前提として、ゆずジャムを大量に作っても、去年や一昨年、消費できなかった教訓があります。
そこでほとんど作り方は同じですが、お茶にする用に蜂蜜で煮込んでみました。

もっと皮を細かく刻むべきだと思われるでしょう。皮洗って柚子大根用に絞った後で刻むのがめんどくさかったのです。
出来上がりが凶々しい。見た目のためにもっと皮を綺麗に処理すべきでした。味は問題ありません。

ゆず大根を作った後に、ゆずの蜂蜜ティー作りをしました。ゆず、大根ように絞った柚子の皮を使いました。我ながら大量に蜂蜜を使ってちょっともったいない気がしましたが、庭の柚子ににお金はかかっていないからと自分を納得させました。

柑橘の汁ですから、殺菌作用があります。台所のシンクをゆずまみれにした後は、そのままツルツルになるように掃除しました。ゆずを使うともったいないから掃除しなきゃと思うので、より疲れます。大根も殺菌漂白作用があることに気づき、剥いた大根の皮を金属たらいに入れて、食器をつけ置きしました。あんまり白くなりませんでしたが、大根を料理した日はこれを続けようと思っています。

マメな人は、ユズ皮を細切りにしたり、刻んだりして、焼き菓子に使うでしょう。私もそうやって毎日でも焼き菓子を作りたいという気持ちはあります。しかし、やっぱりめんどくさい。
計量しないで作った柚子と蜂蜜とヨーグルトのケーキはやや失敗しました。

膨らみませんでした。柚子の果汁は仕上げにかけるべきでした。ぶよぶよする原因になります。
プリンにしては硬く、ケーキにしてはふわふわ感がありません。蜂蜜が足りておらず柚子皮はもっとすりおろして加えてよかったです。砂糖でコーティングして輪切りにした柚子を乗せて焼いても良いですね。ベーキングパウダーは使いませんでした。

甘くないものを食べようかなという思考に逃げて、困った時の三國シェフのレシピで秋鮭のゆずとバターのソテーを作りました。

メインが霞む・・・。隣はキノコと卵の炒飯、柚子と大根のダゴ汁、柚子のジンジャーティーです。

三國シェフの動画で、このレシピが紹介されたのは、もう2年前です。月日の流れを感じます。あの頃は、フランスでゆずがブームだとおっしゃっていましたが、ゆずはヨーロッパに定着しているでしょうか。

".桃栗3年柿8年柚子の大馬鹿18年"と言われます。柚子は生育に時間がかかります。しかし、多くの柑橘系の植物がそうであるように、たくさんの実がつきます。表面に傷がつきやすいですが、実が丈夫です。たくさん収穫できるので、植えて長い時間をかけて育ててみたものの実がついたら収拾がつかないなんてことがありそうです。実がなるのを楽しみにしていた時が1番良かったか・・・。
樹木の棘も太く頑丈で、刺さったら病院に行った方が良いでしょう。

とはいえ、柚子の香りは格別です。香りが良いので、収穫するのも楽しいです。
栗も消費できなかったので、大根もゆずも全部消費する事は不可能だと思っていますが、できる限りのやり方で、ゆずをこの冬いっぱい楽しむつもりです。

※柚子の食べすぎか、ニキビがひどくなりました!やり過ぎ失敗料理が以下です。

柚子のパエリアに柚子タルタルソースのチキン南蛮に柚子カレープレートを作ってみました。流石に柚子たっぷり過ぎて苦かったです。チキン南蛮は一口目は爽やかで最高の味でした。二口目から柚子でした。ちなみにカレーの具は他に春菊、さつまいも、玉ねぎ、豚肉です。
柚子入れすぎ、米が生のパエリア🥘

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