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渡辺謙さん出演の海外映画を見尽くしたい

バットマンビギンズを見ました。

殺された父の復讐をしたいという男がバットマンになる・・・悲しい物語ですね。復讐は正義じゃないのよと諭されますが、彼はそれでも復讐心が捨てきれません。
渡辺謙さん出演の映画を検索して出てきたのですが、冒頭以外そんなに出演されていませんでした。しかし、その存在感は抜群です。
他に脇を固める名優の演技が素晴らしくて、カッコいい男たちが集まった映画という気がします。
主人公の葛藤も脇の名優たちがストーリーを与えてくれるという気がするのです。

「君は亡くなったご両親には似ても似つかない」

親が偉大であればあるほど、そのプレッシャーというものは息子に重たいものになるでしょう。

「お父さんはあなたにそんなこと望んでいないわ。がっかりなさる」

偉大な父を愛している、けれども父のためと言いながら父のようになれない自分と葛藤する。街を救いたいという思いと復讐を成し遂げたいという気持ちが相反して、ただの正義のヒーローではない人間らしいキャラクターになっています。

「父親と違って君はなすべきことをなす勇気がない」

「正義とはバランスだ」

悪役の科白がまるで正当なもののように聞こえます。

彼はバットマンになって何をなすべきで、何をしたかったのか、答えは彼自身持っていたのに、時に迷い間違い、取り返しのつかないダメージを自身に与えてしまったのです。

3月11日(金)から新作公開

だからおすすめに上がってきたんですね。

【あらすじ】
世界の《嘘》を暴け。本性を見抜け。

優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親を殺害された社会への復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。いったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪...。追い詰められたその時、彼の心の中で、何かが音を立てて壊れ始めた―。あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるか―。

配役は一新らしいです。

「主人公のバットマン/ブルース・ウェイン役を演じるのは、映画『トワイライト』シリーズで主人公のヴァンパイアを演じ、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』で、主⼈公のバディ“ニール”を好演したことも記憶に新しいロバート・パティンソンだ」

ヴァンパイア→バットマンになるなんて運命ですね。

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