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冬の室内園芸の準備

日々草を200日咲かせてみようと植えてから、半年近く経ちました。
11月の下旬まで咲いていれば、200日を達成するので、どうやらこのまま200日割いてくれそうです。

昨年は、この時期になると秋用の園芸植物の苗を買っていた気がします。それでも庭は殺風景でした。

今年は、いえ、今年こそは、ハーブたちを越冬させようと思っています。そのために、玄関の棚を植物の鉢棚にするために片付けました。

棚は四段あります。

ちょうど、今の秋ごろに昨年の記事に、私は庭の理想がない書いています。庭の体裁を整えたいだけで、特に植物に対して、これといったこだわりや目的がないと考えていたのです。しかし、今年は通信で薬草ガーデンの講座を受講し、ハーブを活用する生活をしたいという目標ができました。庭は私のものではないので、家族を排除して私だけの理想通りにするのは無理です。しかし、庭の1部を利用して、なんとかかんとかハーブのスペースを確保することに成功しました。

来年は、ハーブ以外の植物は、なるべく種を採取しているので、取っておいた種を発芽させて野菜を育てようと思っています。

昨年どうしてだか失敗したヘチマも、今年は大きく育ったものがいくつか採れました。

室内の鉢棚でハーブを育てよう!

おそらく玄関内でも、冬は寒すぎると思うのです。とは言え、外よりマシでしょう。
ハーブは耐寒性のある種類が多いです。
しかし、昨年外で越冬したローズマリーは、夏の猛暑で枯れてしまい、去年ですら1株しか生き延びませんでした。

今年は枯れていく前にどんどん挿し芽で増やしていこうと思っています。

雨除けが多少できて、水はけの良い軒先の一画をハーブ用の花壇にしています。
ミント類が旺盛に咲いています。

我が家の庭のミントたち

レモンバームは梅雨時期にへこたれていましたが、猛暑に復活し、挿し芽にも成功して、5株ほどになりました。

一番元気の良い1株を鉢植えに植え替えて、すでに玄関先に飾っています。
元気がなくなってきたので、また一旦外の日差しに当てようかと迷っています。
とは言え、今を乗り越えられないなら、冬は到底無理でしょう。外でまた新たに株を増やそうと刺身していますが、まだどうなるか分かりません。冬に暖房の効いた室内で、レモンバームでレモネードを楽しみたいと考えています。果たしてその目論見は成功するでしょうか?

レモンバーム以外にも、他のミント類も元気です。

ペパーミント
アップルミント
モヒートミント


ミントはぽきっと折って、土にさせば簡単に増やせると今年わかりました。だから、冬越しもあまり心配していません。枯れそうになったら、増やしていくつもりです。
お風呂の浴室で育てたこともあったので、食用でなく香袋とか、ミントスプレーを作る分には、風呂場で育てても良いかと思っています。

ミント以外も頑張れる秋庭を彩ったハーブたち

レモンバームと同様に、梅雨時期にへこたれてしまったのがオレガノでした。元気そうに見えていたのですが、放置していたら、いつの間にか枯れてしまったのです。

ところが、挿し芽をしていたオレガノが1株だけ復活しました。

オレガノ

オレガノは、もともと地上部が枯れても根が残って冬越しします。食用でドライハーブが安く売ってあるので、簡単に繁殖してくれると思っていたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。

耐寒性は、結構強そうです。しかし、我が家は山間地で、冬はマイナス10度以下になることもあります。根っこが凍るのが心配です。

今のオレガノは、挿し芽にするにはまだ茎が弱そうな上、植え替えにも弱そうな気もします。このまま路地上で放置しているのが安全か。挿し芽で増やせたら1株だけ鉢に植え替えて、室内で育てようと思っています。とは言え、挿し芽が失敗したら、1株だけ残ったものをどうするか悩んでしまいます。

バジルの挿し芽も8月あたりから成功率が下がりました。

バジル

たくさん生えて、夏にはドライハーブにしました。しかし、それを人にあげてしまった後に挿し芽が増えなくなりました。花が咲くんだから、こぼれ種で増えないかなと思っていますが、まだ新しい芽は出て来ません。

バジルは、種子の値段も安いです。種を巻けば発芽率もとても良いので、冬越しに固執しなくても良いのですが、できるものなら、冬に室内で育てられるか試してみたいと思っています。

ポプリにするしかないハーブたち

ローズゼラニウム

カメムシ避けに買ったローズゼラニウムは、カメムシにはあまり効果がありませんでした。しかし、生育旺盛でどんどん大きくなりました。個人的には、葉っぱが硬くて料理などに利用しようがないので、わざわざ室内で育てなくてもいいかなと思っています。株が大きくなるので、ローズゼラニウムだけである程度のスペースが必要になります。

ずっと放置してきましたが、せっかく育ったので、ドライハーブにはしてみようと思っています。ハンドバスとかフットバス用に使ってみるつもりです。
春に枕に香袋を入れていたら(ローズマリーとラベンダー)、飼っている猫が枕カバーに侵入して、袋を引き裂いてしまったので、あまりたくさん香り袋にはしたくありません。猫に害がないというハーブを使ったのですが、それでも猫は匂いを感じとって戯れてしまいました。香袋を引き裂いた三毛猫はまたたびにも反応しない性格です。ハーブの香りはよほど強いのだろうと思いました。

チェリーセージ

セージを料理に使うために何種類か植えました。しかし、チェリーセージ以外は、夏の猛暑の頃に枯れてしまいました。植え替えたのがよくなかったのかもしれません。

チェリーセージは植え替えにも耐えてくれました。雑草や虫などもものともせず春からずっと小さな可憐な花を咲かせています。
しかし、唯一料理には使っていないセージでした。チェリーセージは、実はとても甘い香りがするのです。個人的には、昔ながらのサイダー水のような香りだと思います。

あまりに甘い香りがするので、肉や魚などの料理に使っていいかどうかよくわかりませんでした。お菓子に使うのも迷っていました。ドライにするには葉っぱが小さく、そのまま使うには、茎が細く硬いからです。

株は大きく成長しましたが、挿し芽には失敗しました。他に茎が硬く細いものといえば、我が家にはタイムがあります。

グリーピングタイムは植えてから3年経ち、今年はだいぶ茂っていたのですが、父に掘り起こされ、一部の株しか残っていません。しかも鉢植えのもの。植え替えで枯れてしまう のが怖くて、そのままにしています。タイムは、世間で言われているよりは耐寒性が非常に強く、マイナス10度以下になっても、我が家ではピンピンして外で冬越しを2度経験しました。今年植えたコモンタイムも今のところ元気そうです。

タイムが株分けで増やせたので、チェリーセージもできないのだろうかとは思っているのですが、まだ実行に移せていません。noteでこうして「やりたいけどできない…」と、優柔不断なことを書くと、かえって記事をあげた翌日には、勇気が出て実行できることもあります。だからもしかしたら、チェリーセージも株分けや挿し芽をもう一度挑戦するかもしれません。もしかしたら、お茶などの料理にも使ってみるかも。
そうできたらいいなと思います。

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