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マロウ茶と失敗ケーキ

雨が降って、たくさんマロウの花が収穫できるようになりました。
マロウの花は梅雨の室内でも2、3日で乾燥します。
前回失敗してしまったので、花を十分に集めてからマロウの花でお茶を淹れてみました。

マロウ茶の淹れ方

マロウ(ウスベニアオイ)の花をガクごと摘み取り、2・3日籠で乾燥させる。乾燥させた花は密閉できる容器に保存する。長期保存したい場合は乾燥剤を使った方がよいかもしれないが、花弁は薄いのでよく乾燥する。
茶こしに干した花を入れ、お湯の中で棒で押しつけるように花を絞って色を出す。
出来上がり。底に沈んでいるのは花粉かもしれない。気になる人は、花粉を取って乾燥させるか、目の細かい網で濾した方がよいかもしれない。レモン汁を数滴加えたら、赤くなる。

ケーキをカステラにする方法

蜂蜜ケーキを焼こうとしたら、カステラになってしまいました!
何が悪かったのでしょうか。食べてしばらくしてから、やっと気づきました。

蜂蜜のパウンドケーキは確かに焦げやすいのですが、焼いている最中にオーブンレンジを覗いて何か変だなとは思っていました。
切るとふわふわ。食パンを切っているような感覚でした。

見てお分かりになったでしょうか。
バターを入れ忘れたのです。バターを使わないとケーキにならないなんて初めて知りました。お菓子にはなったんですけど、和菓子の味がしました。
とりあえず、まずくはなかったので、ほっとしました。

ちなみに、ブルーマロウ(夜明けの紅茶)は青く染めすぎないよう花の量を調整したおかげか、それなりにおいしくいただけました。
レモンを加えた味の方が個人的には好みです。甘いというより、すっきりした花の香りがして、緑茶より青くさくはなく、ミントほど刺激的な味もせず、曖昧で表現しにくい味がしました。

あまり感じませんでしたが、マロウは粘質性を多く含んでおり、喉の炎症を抑える働きがあるそうです。花粉症に効果があるとも言われています。
しかし、粘液成分が薬の吸収を遅らせる可能性もあるそうで、持病がある方で常飲したい場合は、体調をみて摂取した方がよさそうです。
粘液成分が皮膚を保護するので、スキンケアとして使用すると保湿効果が期待できます。
持病があるので、飲むよりレモンと混ぜてパックにしてみようかなと考え中です。

猫と午後のハーブティー

梅雨色にも見える干したブルーマロウ。赤紫の花弁が干すと青くなったように見えます。明け方から暮れ方へ、そして夜明けへ。
見た目に物語のあるハーブです。

ブルーマロウは雨が降るとよく咲きます。
猫たちは窓からそれを眺めるのが楽しいようです。庭でつぼみの膨らんできた百合も時折眺めています。
しかし、雨の音が激しくなってきたせいか、あまり窓辺では寝ていません。

人間のそばでゴロゴロしているように見えるのは、人間が猫のそばでゴロゴロして見せているせいでしょうか。私も猫たち並みに寝相が悪いです。

人間から触ったらひっかきますが、最近よくバンザイしています。
お腹を撫でられるのを待っているポーズ。くしゃみがひどかったので、畳に猫の鼻水がつかないよう新聞を敷いてみたのですが、そのタイミングで鼻水が落ち着いてきました。動物病院の抗生物質のおかげです。熱もなかったので、結局原因はよくわかりませんでした。
ペチュニアの赤は薔薇のように深いです。

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