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読書録(3)人をひきつける「頭のいい人」の話す力

基本情報

人をひきつける「頭のいい人」の話す力
齋藤孝
だいわ文庫
204ページ
2024年1月15日発行
第一版

読もうと思ったきっかけ・理由

記念すべき1冊目となった樋口裕一氏の著書
「頭のいい人は質問で差をつける」と同じ出版社で、
『頭のいい人』という見出しが同じだったこと。
また、齋藤孝氏も【言葉】【話す】【伝える】などの書籍が多く、
以前から気になる作家であったこと。
それらがきっかけで、手に取りました。

あらすじ

人をひきつける話をするためには「きちんとした内容」が必要。
聞く人に向かう身体の力として「声の張りや視線」が必要。
場の雰囲気を感知して対処できる「ライブな能力」がいる。
この本で、一人でも多くの人をひきつける話す力を
身につけてくれれば著者として大きな喜びである。
~まえがきより~

感想・思ったこと

第1章では、人をひきつける話す力とは何かについて。
第2章では、頭のいい人の話す力の3つの要素について。
第3章では、より深い話ができるようになるトレーニング法について。
という構成。

人をひきつける話す力

・15秒の話にどれだけ意味のある話を入れ込めて話せるか?
・今/この場で/なぜこの話をしなければならないのか
 必然性を込められているか?
・自分の経験に関係があって共感作用が起こった時は本気で話を聞く
私自身は、必然性を込めて、共感作用を起こせるような聞き手に発見がある話し方ができていないと感じました。
『単なるお喋りな人は、話す力がない』と記載があり、
自分自身も含め、周りでもそういう人いるなぁと思ったり。(笑)
単なるお喋り脱却には、【知情意+体を鍛える】
本を読んで知識を付け【知】、
聞いている人たちの感情を読み取り【情】、
伝えたいんだ!という強いメッセージ性を持ち【意】、
声の調子やジェスチャー、顔の表情にも気を付ける【体】。
これらを意識して、繰り返し実践すると身につくとのこと。
実践あるのみ!p(^-^)q

頭のいい人の話し方になる

3つの要素が必要。
・ネタ力
・テーマ力
・ライブ力
話す前に考えて、いくつもネタを用意する。
ネタを元に、どう話すか、最終着地点を明確にする。
現場で実際に話して、聞き手の反応で組み立てる。
反応によっては、鮮度の高いネタをアドリブで入れることも必要。
コミュニティエフエムパーソナリティをしていることにより、
これらの3つは、鍛えられてきていると思われる。そう思いたい!(笑)
常に意識して番組作りをし、これからも磨きを掛けたい。(^_-)-☆

より深い話ができるよう上達する

2つの要素が必要。
・要約力
・コメント力
要約力では、「読むこと」「書くこと」が大事。
そして、語彙が豊富かどうかは決定的な要素とのこと。
語彙を増やすのは、やはり読書が一番ですよね。(^^;)
コメント力では、「整理された切れ味の良い発言」で、
3つ話したいことが溜まったら、話の流れからこれは主張したいということを1つだけ選んで話すとのこと。
これに通ずるのではないかと思ったのが、
1冊目【頭のいい人は「質問」で差をつける】で読んだ
・質問の3WHAT
・質問の3W1H
具体的な情報の収集に繋がり、切れ味の良い発言になりそう!(^_-)-☆

『話す』という行為は、常に行われていること。
何気なく話している・・・ではなく、
相手に伝わるような話し方ができているのかを
改めて考えるきっかけになりました。さぁ、実践だ!o(*^∇^*)o



地域を知りたい!と、フットワークが軽く、
いつも動き回っている回遊魚だけど、家事が苦手な【まゆゆ~!】です。

まゆゆは、こんなことに携わっています。
・ICT支援員(元OAインストラクター)
・子育てサイト
「こしがや子育てクワイエ」運営ボランティア
・コミュニティFM
「こしがやエフエム」市民パーソナリティ

こしがやエフエム(FM周波数86.8MHz )は、2番組を担当。
リッスンラジオアプリで全国どこでも視聴可。
毎週火曜日 午前10時30分から1時間「子育てはひふへほ」※1
 ※1 放送後の毎週日曜日 18時00分から再放送
毎週金曜日 午前10時30分から30分間「タバティの絶好調」※2
 ※2 教育パーソナリティ・タバティと公開収録、放送は2週連続で同一内容

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