おりひめJapan 世界最終予選を応援しよう! スウェーデン編
みなさんこんにちは!
今回は、前回の続きということで
ハンドボール日本代表がオリンピック世界最終予選の初戦に対戦する
スウェーデンについてまとめていければと思います。
おりひめJapanのオリンピック最終予選をもっと楽しんで応援できる一助になれればと思いますので、ご一読いただければと思います!
スウェーデンはどれくらい強いのか
さてまずは、日本がオリンピック最終予選で対戦するスウェーデンがどれくらい強いのかということについて近年の成績をベースに考えてみたいと思います。
個人的には、今回のオリンピック最終予選に出場しているチームの中でも
トップレベルで強いチームなんじゃないかなと感じています。
というのも
おりひめJapanも出場していた世界選手権でのスウェーデンの戦績は4位
優勝したフランスに敗れ、3位決定戦でデンマークに1点差で敗れ、4位という結果になっています。(この大会でのおりひめJapanの結果は、17位)
また、前回のオリンピックでもある東京オリンピックでも、優勝したフランスに惜敗し、4位という成績を収めています。
このような結果からもわかるように
近年の国際試合でも好成績を収め、かなり力のある国なのではないかと思います。
すなわち、現在、ヨーロッパからは
フランス、ノルウェー、デンマークがオリンピックへの出場を決めているわけですが、出場できていないヨーロッパの国の中では、もっとも近年の大会成績が高い国がスウェーデンということになります。
やばいじゃん!
というのが本音です(笑)
しかし、前回の記事でも紹介させていただきましたが
おりひめJapanは
オリンピック出場を決め、世界選手権3位のデンマークに勝ち切っています。
そこまで、単純ではないでしょうが、スウェーデンともいい試合ができる、勝ち切る可能性は十分にあるんじゃないかなとも個人的には考えています。
スウェーデンってどんなチーム?
スウェーデンの強さは、近年の国際試合の結果からも、充分に伝わったのではないでしょうか。
それでは、スウェーデンがどんなチームかについて戦術部分からスウェーデンの特徴に関してまとめてみたいと思います。
自分自身もそこまでヨーロッパのハンドボールをがっつりと視聴しているわけではないので、あの選手は、〇〇のチームに所属していて、といった詳しい話はできませんし、スウェーデンは、フランスやノルウェーと比べて、といえるほども詳しくないですが
スウェーデンの試合を何試合か見ていく中で感じたのは
弱点の少ないチーム
という印象です。
これは、広義な意味で
OF・DF、また、速攻、バックチェック
基本的に、ハンドボールはこの4局面に分かれると思いますが
すべてのレベルが80点以上のチームだと思います。
また、OFに関しても
6ポジションすべての選手がハイレベル(このレベルなら当たり前ですが)
DFも、全員が大柄で機動力もあり、GKと連動したかなり良いDF
そしてそこからの速攻の精度・確率共に高い印象です。
先述している通り、オリンピック世界最終予選に出場しているチームの中で、トップレベルの実力を持っているということが言い過ぎではないほどに、かなり強いチームなのではないかと個人的には感じています。
おりひめJapanがこのチームをどのように攻略していくのか非常に楽しみです。
当たり前と言えば当たり前ですが個人的には、勝利の鍵としては
どれだけOFでしっかりと攻め切れるか
ということにかかっているかなと思います。
おそらく日本と比較すると体格的にも大きいスウェーデンを相手にゲームの序盤からシュートを決める決めないにかかわらず、まずはしっかりとOFを攻め切りながら相手DFに負荷をかけ続けていくこと+速攻で失点しないことがまずは、勝利の鍵になるのではないかと思います。
個人的注目選手!
あまりチームのことばかり書いていてもアレなので、ここからはスウェーデンの個人的注目選手を3名程度、紹介できればと思います。
1人目:Tyra AXNÉR (LB)
個人的に一番印象に残っている+注目したいのはこの選手
このnoteでまとめるために年齢を調べてびっくり
なんとまだ21歳の選手ですが、個人的には超注目プレイヤー
注目ポイントは、なんといってもロングシュートだと思います。
女子でこんなロングシュート打てる選手いるんだというのが個人的な初印象
JHLでプレーする東日本の藤川翔太くんのようなロングシュートだなと個人的には感じました。
スウェーデンのLBには、この選手と8番のJamina ROBERTS 選手が、入ることが多いですが、この選手がLBにいるときには、この選手のロングシュートを活かした戦術が多用されていきます。
そこからの派生などもみていて楽しいと思いますので、是非、注目してみてください!
補足ですが、8番のJamina ROBERTS 選手ももちろん注目選手です。
この選手が基本的にはLBの一番手で出場してくる印象
スウェーデン代表チームの歴代出場記録2位の選手でもあるそうで、プレーとしては、本当に全てのプレーが高レベル
ディスタンスシュートが打てる・フェイントがキレる・ゲームを作ることができるなどなど
ベテランという言葉が本当にふさわしいくらい全てのプレーを高水準でこなす選手だなという印象です。
稀にこの選手と54番のTyra AXNÉRが同時に出場するパターンがあるのも個人的にはみていて楽しいなと思ったりもしました。
2人目:Linn BLOHM(PV)
2人目は、PVのポジションでDFの要の選手でもあるLinn BLOHM選手
この選手の個人的注目ポイントは、D Fに尽きると思います。
OFでは、35番のSofia HVENFELT選手と交互で入っている選手ですが、DFでは、ほぼフル起用
基本的には3枚目を守っていますが、起点をきかせ2枚目の位置などでもフリースローをよく取っているイメージです。
OFでもDFでもめちゃくちゃ目立つ!
という選手ではないかもしれませんが、チームが安定したゲームを毎回行っていくためにはこのような選手は必要不可欠で、逆にこのような選手をどのように対処していくのかということにも注目して観戦してみてください!
3人目:Emma LINDKVIST(RB)
最後に3人目としては、RBの位置に入ることが多い印象のEmma LINDKVIST選手
この選手は、RBですが右利きの選手であり、JHLでいうところの豊田合成の原田大夢選手にも通ずるところがあるかなとも思います。
個人的な注目ポイントとしては、流れを変える選手という点にあるかなと感じています。
基本的には、RBでプレーする選手ですが、様々なポジションでプレーすることができ、スタメンとして試合開始から出場するというよりは、途中起用でしっかりと起用に応える選手だという印象です。
バスケットボールでは、シックスマンと言われるようなポジションに最適な選手だという印象で、誰かの穴を補強するというわけではなく、しっかりと存在感を示すシックスマンだなという印象
競っている場面や、大事な局面にこの選手が状況を打開するというシーンが自分がチェックした試合ではなかなか多く見受けられたので、個人的には、おりひめJapanの世界最終予選でもこの選手が出てくると日本がどのように対応するのかに注目して、観戦することで、より楽しめるのではないかと思っています。
あまり、紹介しすぎてもなので、今回はこの3名+1の紹介で留めておきたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか
ここまでもまとめてきましたが、個人的には世界最終予選に出場するどの国よりも強い国のイメージです。
前回の記事にもまとめていますが、おりひめJapanは
スウェーデン、カメルーン、ハンガリーのグループで上位2位以内に入る必要があります。
前回の世界選手権の順位だけを見ると日本はこの中で3位
前回の大会順位を参照すると、今回まとめたスウェーデンもしくは、ハンガリーに勝利する必要がありますが、最終日のハンガリーは、ホームの会場にもなりますので、理想論を言えば、初戦のスウェーデンに勝利し、勢いそのままにカメルーンにも勝利
オリンピック出場を決めた状態でハンガリーと対戦できることが理想かなと個人的には感じています。
そんなおりひめが初戦に対戦するスウェーデン
どんな試合になるか今から個人的にも楽しみです!
初戦の試合時間は
4/12(金)夜中の1時スローオフとのことです。
今回のnoteも1つの参考にみなさまで応援しながら観戦を楽しみましょう!
↑参考文献↑
次回は、カメルーンについてまとめていけばと思います!
よければ、拡散・フォローもよろしくお願いします!
それでは〜
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