僕×寒冷環境でのトレーニング

皆さんこんにちは!

昼間は暑く、朝夜はとても冷え込む季節ですね。

これからだんだんと冬へとなっていくので、ますます寒くなっていくので体調には気を付けて過ごしていきたいと思います。

ということで今回は寒冷環境でのトレーニングについてです。

ぼく個人の感想ですが、夏場の暑熱環境下でのトレーニングについては熱中症ガイドラインなどが多く設けられているような感じがします。

しかし、寒冷環境にも様々なパフォーマンスを低下させる要因があります。

今回はそれらの要因とそれに対する解決策などについて勉強したことをまとめてみようと思うので良ければ最後まで読んでいただければと思います。

寒冷環境下で起こる身体反応

寒冷環境下では、深部体温の恒常性を意識するために、急性的な生体反応が起こります。

皮膚血管が収縮し熱を運ぶ血流を減少させることにより、熱放散を抑制したり、ふるえ熱産生による骨格筋収縮による熱発生、また、非ふるえ熱産生では、褐色脂肪細胞という脂肪組織などにより、ノルアドレナリンという物質の働きによる調節で熱を産生する。(冬場に脂肪がつきやすくなるというのは非ふるえ熱産生が要因?)

寒冷環境下で順化

寒冷環境下においても、暑熱環境下と同じよう順化といったものが効果的であるようです。しかし、寒冷環境下は暑熱環境下の比べ、急性的な生体反応では無く、慢性的な生体反応が3つ起こります。

1つ目は、寒さになれ順応することで、ふるえの減少による皮膚血管収縮が起こりにくくなるということです。

皮膚集収縮が起こりにくくなるということはその分体内の血流が鈍感になる為、けがや傷害のリスクが高くなってしまいます。

2つ目は、非ふるえ熱産生が亢進することによって褐色脂肪細胞の前駆細胞の分化が起こることにより、褐色脂肪細胞数が増加することにより、褐色脂肪細胞内のミトコンドリアが増加することにより、熱が多く産生されてしまうということである。(より多くのエネルギーを消費してしまうということ)

3つ目は、皮膚表面の断熱性が上がることです。

皮膚血管収縮の応答が迅速化され、深部体温と体表面との熱の移動を小さくし、体温を保とうとするためのものですが、熱の移動が小さくなればパフォーマンスは低下してしまいます。


これらの反応が寒冷環境下では起こってしまう。

また、寒冷環境下では、筋収縮に必要な生化学反応は、低温になればなるほど反応速度が低下することが分かっており、それに伴い、発揮筋力、筋収縮速度、最大酸素摂取量などが低下してしまう。

また、体温が下がれば下がるほど、身体能力、短期記憶、集中力も低下してしまう。

また、末梢血管の収縮による血圧上昇、排尿回数の増加による脱水、足の末梢部の血管循環の阻害なども起こる。


寒冷環境下での対策

これらの寒冷環境下での影響での影響を考慮し、深部体温をしっかりと高く保つ練習構成、高くするウォーミングアップが必要となる。

また、寒冷環境下では、体温維持のために骨格筋が不随意的に収縮するなどして糖質が消費されているため糖質の摂取というものを脱水を防ぐために水分補給と合わせて考慮すべきである。


以上が、寒冷環境下でのトレーニングにおいて意識することになります。

僕自身も怪我をするときは冬場ばかりなのでしっかりと意識して大学でのラストシーズンのための鍛錬期を乗り越えていきたいと思います!!


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