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「バイアス」ってなぁに

〇〇病院のドクター三石
非常に優秀で府知事からの信頼も厚い
ある日、夜勤中に交通事故によって親子が運ばれてきた。
父親は即死、息子は重症
重症の息子をみて、ドクター三石はショックを受けた。その息子が自分の息子であったからだ。
この親子とドクター三石の関係はどんな関係?

いかがでしょうか。

スラーっと下にスライドしていく前に一度、自分なりの答えを持ちながら、解答を見て欲しいなと思います。


正解は

ドクター三石は、息子と父親の母親であったからです。

僕のことを知ってくれていてこのnoteを読んでくださっている方は、三石=男性という認識で、ドクター三石が女性であるからという単純すぎる回答はありえないとして、離婚した再婚相手の父親?などと考えたのではないでしょうか。

また、三石=男性と知らずに読んでくださっている方の中でも、ドクターなんだから男性かな、や、問題にするくらいなんだから、と少しひねった回答を考えていた方も多いのではないでしょうか。

このような思い込みを広義に捉えると「バイアス」と表現されます。

ただ「バイアス」といっても
認知バイアスや確証バイアス、現状維持バイアスなどなど

色々なバイアスがあります。

今回のnoteでお伝えしたいのは、単純にバイアスというものを体験してもらい、自分自身の認知を再考してみて欲しいなということです。

世間的には、年度の終盤ということで色々とやらなければいけないことなどに追われている時期だと思います。(かくいう僕自身も修士論文に追われているわけですが)

また、僕自身が深く関わっている学生スポーツでは、新シーズンに向けたチームとしての基盤づくりを各チームが行っている時期であり、メンバー間の関係性や自分のチーム内の立場や役割で悩んでいる選手も多いのではないかと思います。

そのような忙しい中で、それぞれの立場で様々なことを迷ったり悩んだりすることがあると思います。

しかし、その悩みや迷いに、バイアスはないのか。

自分自身もゆっくりと考えていきたいなと思います。

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