資源・エネルギー・環境教育雑記帖(6)〜教科書で扱われている資源・エネルギー・環境(中2理科・大気の動き)〜
2023年より、資源・エネルギー・環境教育の推進活動に関わっています。
もともと興味があったこともあり、暇を見つけては資源・エネルギー問題やエネルギー教育に関する本を読んだり調べています。
また、研究会も立ち上げ、多くの仲間と資源・エネルギー・環境教育について検討しています。
不定期ですが、中学校・高校教育での資源・エネルギー・環境の扱いについて、私なりに調べたことや、個人の考えを発信します。
エネルギー=姿・形を変えるもの?
中学2年生の理科教科書では、「エネルギー」という用語が頻出します。
この段階では、エネルギーを「姿や形を変えながら現象を引き起こし、物体を動かす能力」として理解されます。
本記事では、地学分野で扱われる「地球規模での大気の動き」とその背景にある太陽エネルギーの役割に注目します。
大気の動き
地表面での気温の変動が大気の動きを生み出します。
高温の地点では空気が上昇し、その結果として高気圧から低気圧へと風が吹きます。
太陽の作用
大気の動きは、太陽エネルギーの地球上での不均一な分布による気温差に起因します。
赤道付近では太陽エネルギーが集中し、上昇気流を生じさせます。
太陽エネルギーの扱い
太陽エネルギーの概念は、その原源である太陽の核融合から熱・光・電磁波への複雑な変換を含みます。
中学生にとってこれらの変換を完全に理解するのは難しいかもしれませんが、大気の動きや気象の変化とエネルギーの関係を知ることは、エネルギー・環境教育につながります。
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