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【News! AIRS-Lab #018】今週のAIトピック「ヒトは『触角』を再実装するのか?」、明日1/24のライブ講義など

1月も、あっという間に後半になってしまいましたね。
今回は、明日のライブ講義、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【2022年度版 追加コンテンツ: みんなのAI講座】

明日1/24(月)の21時から、ライブ講義「みんなのAI講座」 2022年度版追加コンテンツの講義が始まります。
【2022年度版 追加コンテンツ】みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習【Live! AIRS-Lab #78https://youtu.be/KNkQgPlCSk8

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みんなのAI講座は、誰に対しても開かれた人工知能、機械学習の講座です。プログラミングや数学の事前知識はほとんど必要ありません。
難解な数式やプログラミングが学習の妨げであった方でも、問題なく学習できます。
文系や非エンジニアの方にもお勧めです。

【コミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」】

「AI」をテーマに交流し、創造するWeb上のコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」を開設しました。
メンバーにはUdemy新コースの無料提供、毎月のイベントへの参加、動画の先行公開、Slackコミュニティへの参加などの特典があります。
​https://www.airs-lab.jp/​

【News! AIRS-Lab】

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【今週のAIトピック: 「ヒトは『触角』を再実装するのか?」など】

北九州市で車椅子の自動運転が実験されているようです。
https://rkb.jp/article/59855/
実現すれば障がい者にとても有用な技術になることは間違い無いですが、あまりにも便利なのでやがて健常者も利用するようになるのではないでしょうか。
義足のアスリートが健常者よりも高い記録を出すことがあるように、一部の分野では障害向けの技術が健常者向けの技術を超えていくことかと思います。

時代と共に文字は簡略化される傾向があるようです。
https://nazology.net/archives/103077
19世紀に西アフリカのリベリアで「ヴァイ文字」という文字が生まれていたんですね。

代わりとして研究チームは「文字は最初、比較的複雑な形で作られ、その後、新しい世代の書き手や読み手の間で単純化されていくのではないか」と仮説を立てました。

究極的には、文字はこんな感じの白黒タイルを並べたものになるんじゃないかと個人的に思っています。
□■□
■□■
■■□
これだけでも、2の9乗=512通りの文字を表すことができますからね。
記述可能な文字数はアルファベットより多いですが、漢字文化圏の文字数よりは少ないです。

自動運転技術を利用した、視覚障がい者用の「ハイテク白杖」が開発されたとのこと。
https://nazology.net/archives/98378
この杖を100%信じることは難しいかと思いますが、サポートにはなるのではないでしょうか。
この記事を読んで、僕は節足動物の「触角」を思い出しました。
昆虫やエビなどは、長い触角を使って触覚を頼りに周囲の状況を把握します。
夜の海や落ち葉の下など、自然界では必ずしも視覚が頼りになるわけではないので触角は有用でしょう。
そもそも、何故我々脊椎動物は触角を持っていないのでしょうね。
脳を発達させることで、触れなくても対象が想像できるようになったためなのかもしれません。
ハイテク技術は、我々に進化の過程で捨てたものを再実装させてくれるのでしょう。

Flutterのゲーム向けフレームワーク「Flame」。
https://pub.dev/packages/flame
iOS、Android、Webのゲームが同時に開発できるのが魅力的です。
Unityよりも(おそらく)アプリ自体が軽量なのが魅力的です。
また、Unityと異なり通常のアプリ開発の感覚でゲームが作れるのも魅力ですね。
2Dゲームであれば、選択肢として魅力的なのではないでしょうか。
Flutter自体勢いがあるので、今後メジャーになっていくのでしょうか..;

AI搭載のロボットに、遠隔で実験をさせる試みです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2493S0U1A221C2000000/
昔半導体関係のメーカーに勤めていた時、勤務地が僻地なのが嫌で仕方がなかったことを思い出しました。
実際に、理系の製造業離れの一因になっているようです。
遠隔で実験に参加できるのであれば好きな場所に住めるので、メーカー離れを止めることができるかもしれません。

Pythonの次に来る機械学習用の言語について。
https://qr.ae/pGBF2p
Swiftが来るという意見がありますが、僕は難しいのではないかと思います。
確かにSwift Playgroundsは魅力的なのですが....
以下に理由を挙げてみます。
Swiftの言語仕様が大きすぎていろんな書き方が出来てしまい、人の書いたコードを読むのが大変なこと
書き方に独自の厳密なルールが多く、学習コストが高くてXcodeのサポートなしでは書きにくいこと
Appleが自分のプラットフォームでのアプリ展開しか視野に入れていないこと
個人的には、あまりユニバーサルな言語ではないと思っています。

わずか0.4mm、2.5μg程度の甲虫が飛行する様子。
https://www.nature.com/articles/s41586-021-04303-7
大きさはアメーバなどの一部の単細胞原生生物と同程度だそうです。
綿毛のような羽が特徴的ですね。
体が軽いと重力の影響が小さいので、飛行方法が多様になるのかもしれません。
やがて微小なドローンが空を飛び交う未来が来るかと思いますが、どのような飛行形態になるのでしょうか。

【コースの一部無料公開について】

Udemyコース「みんなのKaggle講座」は、今月半ばに公開しました。
このコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
【Section4: Titanicの先へ】みんなのKaggle講座 -Udemyコースを一部無料公開-: https://youtu.be/K9i1Yh5oufg
コード: https://github.com/yukinaga/minnano_kaggle

【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

もう一つのYouTubeチャンネル、「AIと遊ぼう!AIRS-Lab」の動画はコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」内で先行公開しています。
一般公開は2週間後です。
こちらはこのチャンネルの最初の動画になります。
”特化”という生命の戦略 -昆虫から人工知能まで-【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #001】: https://youtu.be/GFmBi9L2WL0

【書籍】

Udemyコース「AIパーフェクトマスター講座」が書籍になりました。
新刊「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)は9/8に書店に並びました。
Google Colaboratoryを使って、CNN、RNN、生成モデル、強化学習、転移学習などの人工知能技術を一通り学ぶ本です。
また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。

今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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