「線虫」から人工知能へ。線虫は汎用人工知能への掛橋になるのか?

C. エレガンスは約300個の神経細胞を持ち、約7000の神経細胞同士の接続を持っています。それに対して、人は千数百億個の神経細胞を持ち、100-1000兆の接続があります。
線虫はとてもシンプルな生き物ですが、人と共通の神経のメカニズムを多く持っています。
もし我々の記憶、意識、感情などがコネクトームによって形成されているのであれば、線虫もミニマルなスケールでこれらを有しているのかもしれません。それを模倣することは、果たして可能なのでしょうか?

Online Tool: Database of Synaptic Connectivity of C. elegans:
線虫の神経細胞接続のデータベースです。
http://ims.dse.ibaraki.ac.jp/ccep-tool/top_jp.html

オープンワームプロジェクト:
http://openworm.org/

AIを学ぼう! AIRS-Lab:
AI技術を学ぶためのチャンネルです。
https://www.youtube.com/channel/UCT_HwlT8bgYrpKrEvw0jH7Q

語り手: 我妻幸長(@yuky_az)
「ヒトとAIの共生」がミッションの会社、SAI-Lab株式会社( https://sai-lab.co.jp )の代表取締役。AI関連の教育と研究開発に従事。
東北大学大学院理学研究科修了。理学博士(物理学)。
興味の対象は、人工知能(AI)、脳科学、シンギュラリティなど。
オンライン教育プラットフォームUdemyで、数万人にAIを教える人気講師。
複数の有名企業でAI技術を指導。
著書に、「はじめてのディープラーニング」「はじめてのディープラーニング2」(SBクリエイティブ)、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい数学の教科書 機械学習・深層学習に必要な基礎知識」(翔泳社)。共著に「No.1スクール講師陣による 世界一受けたいiPhoneアプリ開発の授業」(技術評論社)。

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