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【News! AIRS-Lab #011】AIは幻滅期を抜けたのか?、明日11/29のライブ講義、Udemyコースの一部無料公開など

コミュニティの方で11月のイベントを開催したのですが、人にリアルで会う楽しさを久々に実感しました。
今回のコンテンツは、明日のライブ講義のお知らせ、今週のAIトピック、新コースの一部無料公開などです。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【Transformerを利用した物体検出(DETR)】

明日11/29(月)の21時から、ライブ講義「AIによる「物体検出」を学ぼう!【PyTorch+Colab】」 Section4が始まります。
AIによる「物体検出」を学ぼう!【PyTorch+Colab】 Section4 【Live! AIRS-Lab #73】 https://youtu.be/6IDDN4AhS68

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『AIによる「物体検出」を学ぼう!』は、人工知能(AI)を使った画像中の物体検出について学ぶ講座です。
フレームワークにPyTorchを使い、Google Colaboratory環境で画像中の物体を検出します。
物体検出は画像の中から特定の物体の位置と種類、個数を特定する技術ですが、ディープラーニングによる物体検出は自動運転やスマートフォンによる顔認識など様々な場面で利用されています。
本講座では、Faster R-CNN、SSD、RetinaNet、DETRなどのディープラーニングベースの物体検出技術を学び、Pythonのコードで実装します。
物体検出をうまく利用すれば、従来人間しかできなかったタスクの自動化が可能です。
Pythonのコードを書きながら、AIによる物体検出技術を楽しく学んでいきましょう。

【コミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」】

「AI」をテーマに交流し、創造するWeb上のコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」を開設しました。
Udemy新コースの無料提供、毎月のイベントへの参加、動画の先行公開、Slackコミュニティへの参加などの特典があります。
詳細に関しては、以下のサイトをご訪問ください。
​https://www.airs-lab.jp/​

【News! AIRS-Lab】

AIの話題、講義動画、Udemyコース割引などの、AIRS-Labの最新コンテンツを配信する無料のメルマガです。
メルマガ登録: https://www.airs-lab.jp/newsletter​
バックナンバー: https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【今週のAIトピック: 「AIは幻滅期を抜けたのか?」など】

米ガートナーが示す「ハイプサイクル」は、AIが幻滅期を抜けたことを示していますね。
https://it.impress.co.jp/articles/-/22251
いつ幻滅期があったのか今ひとつ実感が無いのですが、確かに2017年頃と比べたら落ち着いた感じはします。
ここからは、実社会に根付いた着実な成長が続くことかと思います。
一方、汎用人工知能はまだまだ黎明期ですね。

「異常検知」技術を使って、すばる望遠鏡で得た大量の銀河画像の中から特異な性質を持った希少銀河を検出することに成功したとのこと。
https://subarutelescope.org/jp/results/2021/11/23/3007.html
ハッブル宇宙望遠鏡のように人工衛星を打ち上げるよりもコスパ良好ですね。
宇宙全体には2兆?の銀河あると聞いたことがありますが、その中には天の川銀河に住む我々には想像もつかないような環境があることでしょう。
惜しむらくは、光の速さが遅すぎること。
これらの銀河とのリアルタムなコミュニケーションは、今の技術では不可能なのが残念です。

VR空間での執筆について。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/26/news193.html
外界のノイズをシャットアウトする、という意味で特に僕の場合生産性上がりそうにも思えます。
この機能、MacBook Proとは異常に相性がいい。なぜなら、「VR内でキーボードの認識」ができてしまうからだ
あとは、好きな大きさのディスプレイを好きなだけ用意できるというメリットもありますね。
Google Colabが動くのであれば、次の本はこの環境で執筆しても面白そうです。
首への負担が少々気になるので、ブリッジで首を鍛えようかと思います。

海の生態系をAIを使って再現しようとする技術が開発されているようです。
https://newswitch.jp/p/29743
地球の環境保全、生物の多様性はやがてAIが担うようになるのでしょうか。
人間の数が増え過ぎた今、自然の持つ回復機能だけでは環境を保持できず、人間やAIがある程度担わなければいけなくなることでしょう。
その行き着く先では、地球全体の環境が人間に管理されるようになるのでしょうか。
人工光合成が実現できれば二酸化炭素の過剰放出の問題も解決できるかもしれないですし、人工降雨技術などで天候も制御されるようになることかと思います。
地球環境が人類に依存するのは健全なのかどうかはよくわかりませんが、原始時代にもどるわけにもいきませんし、そうならざるを得ないということは確かかと思います。

テキストから「GauGan2」により画像を生成するデモです。
https://gigazine.net/news/20211125-gaugan2-ai-art-responds-words/
いろいろ試してみましたが、細かい物体やキャラクターなどを指定しない方がより自然なが生成されるようです。
必要な画像素材は、その都度生成する方が早くなるのかもしれないですね。
試しに「City of Artificial Intelligence」から画像を生成したところ、謎のモニュメントが....

【コースの一部無料公開について】

Udemyコース「AIによる「物体検出」を学ぼう!」は、12月はじめに公開予定です。
このコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
【Section3: SSD、RetinaNetによる物体検出】AIによる「物体検出」を学ぼう!【PyTorch+Colab】 -Udemyコースを一部無料公開-: https://youtu.be/rfJ_ajzoFdQ
コード: https://github.com/yukinaga/object_detection

【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

もう一つのチャンネル、「AIと遊ぼう!AIRS-Lab」の動画はコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」内での先行公開となりました。
一般公開は2週間後になります。
Udemyの受講生数、7万人を超えました。【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #059】: https://youtu.be/37wowyqhTH8

【書籍】

Udemyコース「AIパーフェクトマスター講座」が書籍になりました。
新刊「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)は9/8に書店に並びました。
Google Colaboratoryを使って、CNN、RNN、生成モデル、強化学習、転移学習などの人工知能技術を一通り学ぶ本です。
また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。


今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

我妻幸長(Yukinaga Azuma )

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