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【News! AIRS-Lab #012】ラマヌジャンのような数学AI、ライブ講義の休講(12/6)、Udemyコースの一部無料公開など

Advent Calendarはクリスマスに向けてみんなで記事を投稿して盛り上げていくイベントです。
今年はコミュニティでAdvent Calenderを開催していますが、人工知能、機械学習の記事で盛り上げていきたいと思っています。
AIRS-Lab Advent Calendar 2021 2日目: セル・オートマトンで「脳」をシンプルに実装してみよう。その1
https://qiita.com/yuky_az/items/17fff285101ea365982b

今回のコンテンツは、明日のライブ講義休講であることのお知らせ、今週のAIトピック、新コースの一部無料公開などです。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【ライブ講義の休講】

明日12/6(月)のライブ講義は休講になります。
ご注意ください。
新しいライブ講義「みんなのKaggle講座」 Section1は、12/13(月)の21時からとなります。
https://youtu.be/QQpu9PgpkUA

【コミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」】

「AI」をテーマに交流し、創造するWeb上のコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」を開設しました。
Udemy新コースの無料提供、毎月のイベントへの参加、動画の先行公開、Slackコミュニティへの参加などの特典があります。
詳細に関しては、以下のサイトをご訪問ください。
​https://www.airs-lab.jp/​

【News! AIRS-Lab】

AIの話題、講義動画、Udemyコース割引などの、AIRS-Labの最新コンテンツを配信する無料のメルマガです。
メルマガ登録: https://www.airs-lab.jp/newsletter​
バックナンバー: https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【今週のAIトピック: 「ラマヌジャンのような数学AI」など】

AppleがARヘッドセットを発売するとの噂が。
https://japanese.engadget.com/apple-arheadset-2022-mac-level-without-iphone-032000569.html?guccounter=1
ARということは、これを付けたまま外を歩いても大丈夫なんでしょうか。
本当に流行るのであれば、街の景色が一変するかもしれませんね。
ドローンと組み合わせて、ゲームのように自分を後ろから見た視点で生活できたら面白そうにも思えます。

イーロンマスクのNeuralink、Cラウンドで2億ドル超調達したとのこと。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2107/30/news112.html
流石に桁が違いますね。
スマートフォンの登場のようなパラダイムシフトが今後起きるとすれば、僕はBMIによるものと考えてますが、その分野もやはりアメリカが先行するのでしょうか。
>Neuralinkは同日、公式Twitterアカウントで、脳にチップを埋め込む精密なロボットを開発するための人材を募集するとツイートした。チップがあまりにも小さいため、人間の外科医による埋め込みは困難としている。
やっていることがSFそのものです。

Twitter社の新しいCEOは37歳のインド人とのこと。
https://www.businessinsider.jp/post-246982
最近のシリコンバレーはインド系のCEOが増えているようです。
それにしても、37歳は若い....しかも機械学習とAIの専門家のようです。
このように若く実力のある人をトップに据える人事は、日本の大企業でもいつかできるようになるのでしょうか....
会社自体が若く、経営層も若いからこそできる人事なのかもしれないですね。

動画を映す額縁「Infinite Objects」に、購入したNFT作品を表示できるとのこと。
https://www.gizmodo.jp/2021/12/infinite-objectsnft.html
やはり、アートって「みんなが価値があると思う」から高い値段が付くものなのでしょうか。
そういう意味で、額縁を用意して高級感を演出するのは有効な戦略かと。
個人的には、部屋に飾るアートは唯一無二でもコピーでもどちらでもいいのですが、唯一無二であることはそれだけで価値が高いと思う人は結構な数いるんでしょうね。

暴力的なゲームは「人間を攻撃的にしない」との研究結果が得られたようですが、研究に使用したのが「Grand Theft Auto 5」とのこと。
https://nazology.net/archives/100863
確かにとても暴力的なゲームなので、研究の題材としてぴったりかと思います。
暴力性を発散することで、性格が穏やかになるという結果が得られたらさらに面白かったのですが。
子供の頃、暴力的ということで親に「北斗の拳」を見せてもらえなかったのですが、これはあまり意味がなかったのではないかと。

DeepMind、数学の方面でも活躍が著しいようです。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/02/news149.html
> 同社は、1900年代に“インドの魔術師”の異名を取った天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンが、しばしば彼自身の夢から複雑な定理のインスピレーションを得ていたことになぞらえてAIの役割を説明する。「人間の深い直観を伴う分野で、AIが近年飛躍的な進歩を遂げ始めている」とした上で「この結果は、純粋数学の最前線でAIが役に立った最初の事例だ」と記した。
数学の研究は、やがて数式のパターンを把握したAIが主役になっていくのでしょうか。
囲碁や将棋では既に人間はAIに太刀打ちできないので、数学もやがてそうなっていくのかもしれませんね。

カエル胚から表面細胞を切り出したところ、球体に変形し自立した動物のように鞭毛を生やして泳ぎ回るようになったとのこと。
https://nazology.net/archives/100787
さらに、条件によっては周囲にばら撒いた幹細胞をコネて子孫を作ったりもするようです。
> オタマジャクシとなる運命から解放された細胞は、100%カエルの遺伝子を持ちながら完全に独自の遊泳体を形成し、集合知にも思える「何か」や高度な可塑性(柔軟性)を駆使して、自己複製を達成していたのです。
やがて複数の細胞を組み合わせて、よりスケールの大きな独自の生命を作ったりできるようになるのでしょうか。
まるでナウシカ(原作版)の世界です。
ナウシカの原作では、王蟲などの蟲たちや腐海の植物、その当時の人類さえ、実は人為的に作り出した人工生命だということが後に判明します。
ネタバレすいません....

【コースの一部無料公開について】

Udemyコース「AIによる「物体検出」を学ぼう!」は、今月はじめに公開しました。
このコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
【Section4: Transformerを利用した物体検出(DETR)】AIによる「物体検出」を学ぼう!【PyTorch+Colab】 -Udemyコースを一部無料公開-: https://youtu.be/dNRT8wvKrRE
コード: https://github.com/yukinaga/object_detection

【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

もう一つのチャンネル、「AIと遊ぼう!AIRS-Lab」の動画はコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」内での先行公開となりました。
一般公開は2週間後になります。
知能の本質はシンプルのなのか?【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #060】: https://youtu.be/luW6pfMY880

【書籍】

Udemyコース「AIパーフェクトマスター講座」が書籍になりました。
新刊「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)は9/8に書店に並びました。
Google Colaboratoryを使って、CNN、RNN、生成モデル、強化学習、転移学習などの人工知能技術を一通り学ぶ本です。
また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。

今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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