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田植えされた田んぼの脇を走ると、何だか毎年うれしくなる

2週間ぶりぐらいで、田んぼの道を走りました。お気に入りコースのひとつです。昼間は暑すぎて、夕方ランにしました。

坂道を下って川沿いの田んぼエリアに着くと、景色が少し変わっています。田んぼに水が張られていました。

そっか、もうそんな時期かと思いながら少し先に進むと。

こちらはもう、稲が植えられていました。

小さな、かわいらしい苗です。

私はお米好きです。毎日少なくとも2食はお米を食べないと元気が出ません。週に5日は、3食ともお米を食べてます。

マラソンやトレイルランを走り終えた後にまず食べたくなるのは、塩味が効いたおにぎり。ゴール後に味噌汁や豚汁を準備してくれている大会がときどきあって、スタッフの方々に深くお辞儀したくなるほどありがたいです。

だから田んぼの脇を走るのも好きです。苗が植えられた景色を見るとうれしくなります。自分は何ひとつしていないのですが、今年も無事に田植えされたんだなというのが喜ばしいのです。機会があれば、ほんの小さな田んぼを借りて自分で稲を育ててみたいと、前々から思っています。

そんなことを考えながら走っていると、雲の隙間から夕日が顔を出しました。

すると、水の張られた田んぼが「鏡」に変わりました。夕暮れの空や雲、周りの木々を映し出すのです。

これも、田植え前後の魅力です。稲が育つと、鏡の効果は見られなくなるからです。

そして、どこからか田んぼにやってきたカエルたちがあちこちで鳴いてました。そんな景色を眺め、音を聴きながら、ゆっくりと走ってきました。

こちらは多分、翌日植えられる苗。高さは15cmぐらいでしょうか。

これが秋になると、鮮やかな緑から「黄金色」とも呼ばれる色合いに変わり、たわわに稲穂を実らせます。何とも不思議です。

これからしばらくは、この田んぼ脇の道に来る機会が増えそうです。


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