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19:抗うつ薬SSRIについて今思うこと


抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を処方され、飲みはじめてから約5週間がたった

 SSRIは即効性のあるものではなく、医師からは1、2年飲み続けるのが再発防止のためには良いと言われている(社交不安症の場合)
また『効果を実感するのは大体3ヶ月くらいたってからです』と

ロングスパンだ
先が長い

3ヶ月と言われたもののネットで調べると2週間〜1ヶ月と書かれていることが多く現時点でもそろそろ効果を感じてもいいんじゃないかと思う
が、正直よく分からない

一時期よりは体調が良くなったが、それが時間の経過による自然治癒なのか薬効なのか不明である

自分はまだまだ勉強不足の上、専門家でもなんでもないので以下はあくまで個人の意見ですが

今の結論としては SSRIに限らず投薬はやはりメリットデメリットがあり、無くてもいけそうなら無い方がいいんじゃないかなーと思う(自分のような軽症患者の場合は)

またその人の体質によって薬の合う合わないがあるだろうから、主治医と相談して量や種類を色々と試してみた方が良いと思う
(というか信頼のおける主治医を見つけることがメンタルヘルスの治療には1番大切なのかもしれない)


今 SSRIに少し否定的な気持ちになっている理由の一つに『副作用』がある

3月2週目はnoteでも記録したように全然起きられず連日会社に大幅遅刻しまくっていた
3週目はほどほどといった感じだった(月曜のみ半休、あとはギリ間に合うか15分〜1時間の遅刻)

投薬開始してからの方が体調が悪くなっており、夜中の中途覚醒やそれによる寝不足、朝の身体の重さが明らかに悪化した

自分的には病気と知ったことでショックを受け、かつ、今まで我慢していた緊張の糸が切れたのかな、なんて解釈をしていたのだけれど

知人で同じ薬を飲んでいる人の話やネットで調べた情報から、どうもこれも副作用(睡眠障害)の一つな気がしている

よく言われるSSRIの副作用は『胃のむかつき』で医師にもそれは診察のたびに確認されていた

それもあるのはあったが、こちらは日に日に落ち着いていったので夜中に目が覚めるのが副作用とは思っておらず盲点だった

とりあえず木曜に医師に相談して、金曜から減薬をしている
また、今は薬に徐々に身体が慣れてきたこともあって以前ほど睡眠障害的な症状も重くなくなってきている


 ところでこのSSRIという薬には懐疑論もあり一部の研究ではプラシーボ効果と大差ないなんてことも言われている

またSSRIのような抗うつ薬はモノアミン仮説(セロトニンやノルアドレナリンなどの脳の神経伝達物質の減少をうつ病の原因と考える)という仮説をもとに作られている

【モノアミン仮説に基づく抗うつ薬の効果】

画像1

が、実際にはこの仮説だけでは説明できない部分もあり本当のところ鬱病の発症原因はわかっていないらしい

いろいろな要因が複合してうつを発症していてバチッとこれだ!がないのかもしれない
(ただ個人的な意見として親との関係はかなり影響していると思う)


まぁかなりネガティブなことをつらつらと書いたがちゃんと飲み続けてさえいれば恐らく効くことは効くんじゃあないだろうか

あとは副作用とのバランスだ

3月2週目の状態だと完全にアンバランスだったので本当に投薬自体を辞めたくなったが
慣れてきたしせっかくはじめた訳なので医者の『3ヶ月位で効果を感じられる』という言葉を信じてそれまでは飲み続けてみるつもりだ

それでも効果が実感できなければセカンドオピニオンを検討しようと思う


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