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6/3〜 ベトナム旅 ホイアンの料理に惹かれる
前半はこちら
コムガーという食べ物
ベトナムのリゾート地ダナンにて
のんびりリゾートバケーションを楽しもう!
という当初の予定から
私の気持ちはもう料理への意欲に向いている
ホイアンで連れて行ってもらったバインミーのお店でのバインミーを
分解したりして(失礼) 具材を研究していると
もう一ついる?とホテルでの夜食用に用意してくれた
(翌日、これまた全分解して中の様子を伺いながら頂いた)
夫が「彼女は料理の仕事をしている」とガイドのナンシーに伝えたら
予定外のお店へ連れて行ってくれた
食べておくべきお店らしい
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143734243/picture_pc_3c10f935cd3769697d2462b507b24a5f.jpg?width=800)
といっても店舗ではなく屋台
屋台はピンキリ
観光客目当てで美味しくない所もあれば衛生面大丈夫か問題もあり
しかしここは
16〜18時の2時間限定、地物の人しか知らないであろう、ひと味違う屋台
そして丁寧にマダムがよそってくれた料理がこちら
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143734542/picture_pc_e70fddb006979b37728277e9c3d41332.jpg?width=800)
ホイアンチキンライス
んーーー!ハーブとニョクマムの良い香り
鶏と野菜がのっけてあるご飯?
ナンシーがたぶんニョクマムであろう右上のボトルを回しかけてくれて、スプーンを渡してきて
全体をよく混ぜて!と指示される
はい、混ぜます
ご飯がパラパラ、ほんのり黄色はターメリックらしい
蒸した鶏や玉ねぎ、ハーブ(ホーリーバジルというアジアのバジル)なども全て混ぜ込み食べてみると
なんですか?この美味しさ!
蒸し鶏が優しくも旨味たっぷりとある中、アジアのハーブがしっかり効いて、そして出汁を吸ったご飯の美味しいこと!!
タイのカオマンガイともまた違う
絶妙な米と鶏とハーブのバランス
ドーパミンが湧き出た瞬間だった
そしてこの味が忘れられず
翌日も貴重な2時間営業をめがけてダナンからホイアンへ向かった
思い出している今も食べたい
ホワイトローズってなんですか?
翌日、二度目のコムガーを食べながらナンシーに写真付きでメッセージを送った
また来ちゃったよ!
と伝えると大笑いしているスタンプと共に
その近くの「ホワイトローズ」っていうお店にぜひ行って!と返事がきた
何ですか?ホワイトローズって
と思いつつも、もうこの時点でナンシーは私の中でグルメの神様化しているので
はい、行きます、従います!
と胸躍らせお店へ向かう
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143744546/picture_pc_a8045c657dc1148b06134593f9bcadc3.jpg?width=800)
何が白いバラなんだろう
本当に近かった
着席してメニューをみると2品しかない
ホワイトローズとそれ以外(ホワイトローズを揚げたもの、これも名物)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143744694/picture_pc_38ff3ea9c17e414108cd0b91e0a9ecd3.jpg?width=800)
水餃子よりも皮が薄く
ちゅるんとしていて中の海老も肉種も最高
なんでしょう、この美味しさは!
水餃子でもない 飲茶の一種にも属さない
ホワイトローズという一品
米粉で作られているらしい薄皮に一日4000個も包んでいるとか
それだけ売れるのだとか!
東京のベトナム料理屋さんで食べられるのかな
今まで見たことないな
帰国している今、「ホワイトローズ 東京」を日々検索している
バインセオってダナンの名物だったのね
ベトナム料理のお店で必ずといっていい程注文しているバインセオ
バインセオとは
米粉とターメリックを合わせて作った生地を揚げ焼きにして、野菜や海老、豚肉などを包んだメニューで、野菜や薄皮で巻いて食べる料理
ダナン名物だったとはダナンに来て知った
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風情溢れるホイアンの街のオールテラス席のお店に入ってみると
メインメニューがバインセオだった
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揚げ春巻きや串焼きなど
お店のお姉さんが作ってくれたのは
薄皮にバインセオと野菜を巻いたもの
薄皮に揚げ春巻きと野菜を巻いたものなど
これら全て巻いて、春巻きのようにしてタレをつけて食べるという料理
そして気づく
思いの外 パクチーがない
ホーリーバジルやスペアミントなどのハーブ系は多いものの
どの料理もパクチーが見当たらない
パクチー入れとけばなんとなくアジアン
という私の思い上がりを深く反省した
滞在中、朝から晩までベトナム料理を食べ続けていても
私も夫も日本食が恋しいよ〜とは全くならなかった
野菜の多さと油の少なさ(蒸している鶏やご飯が多い)と、発酵食品、調味料が多い事からなのか
醤油っぽい味を食べているおかげでもある
お陰でベトナム食を全身全霊で楽しめた
そして「コムガー」と「マニアックなベトナム伝統料理」をマニアックな研究家に習う日も
滞在中に押さえられた
久しぶりの海外旅行でリゾートでひたすらのんびり、充電するはずが
食を通じて脳が興奮してしまい、逆にエネルギーを発してしまった
7年ぶりのバケーションは
こうして新たな継続を生み出し幕を閉じた
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