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自由研究 エシカルにクリエイティブ

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クリエイティブでもエシカルな選択をするために、自分で調べたことや実践してみたことはシェアしていきます。
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#今わたしにできること

環境への影響が気になる、油絵の具の中身を調べてみた

環境への影響が気になる、油絵の具の中身を調べてみた

気持ちよく絵を描きたいので、画材の成分と環境への影響について自由研究で調べているシリーズ。今回は油絵の具です。

油絵の具はよくわからない。扱いが大変そう。子どもが使うには危ないらしい。

こう言った声をよく聞きます。小さい頃から絵を描くことが大好きだったわたしも、ロンドン留学をするまで26年間、油絵の具には一切触れることがありませんでした。でも使ってみると、水で溶く絵の具とは全く描き方が違って、

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アクリル絵の具で汚れた水をどうしよう?

アクリル絵の具で汚れた水をどうしよう?

アクリル絵の具はとても便利。ここ数年、透明水彩絵の具をメインに絵を描いているものの、昔はアクリル絵の具もよく使っていました。こんもりと絵の具をのせていくのが楽しかった。

エシカルに創作活動をしていきたい。と考えるようになって、絵の具の成分についてコツコツと調べていると、ふと「アクリル絵の具ってプラスチックの一種では...?」と思うようになりまして。

わたしが気になっているのは、アクリル絵の具を

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プラスチック包装の代わりを探して

プラスチック包装の代わりを探して

ピカピカで透明な袋に包まれていると、ハンドメイドに「商品」っぽさが増して「ちゃんとしてる感」が出る。表面が均一で工業くささが出るせいだろうか。プラスチックを嫌悪しているはずなのに、「ちゃんとしてる感」を覚えてしまう自分がいる。

今回、ギャラリーでの展示販売でオリジナルのグッズを置くときに直面した課題が、どうしたらゴミになるだけのプラスチック包装を避けられるか?だった。

結果として今回の展示販売

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毒入りブルーは選ばない

毒入りブルーは選ばない

ちょっと強めのタイトルをつけてしまった。

コバルトブルー、セルリアンブルー。その言葉の響きだけでも美しいイメージが浮かぶ。けれど、美しい絵の具には毒性のものがあることを、どれくらいの人が知っているだろうか?

クリエイティブの領域に「エシカル」を持ち出すならば、絵の具選びは気にしたいところだ。絵を描くことを楽しむためにも、絵を描く本人に対する安全性だけでなく、その周辺にも目を向けたい。絵の具選び

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