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山ペンギン 外伝 女神の一日

朝起きる。
泉の中ではない。
社宅に実は住んでいる。
オレ君の家に近いが内緒だ。
だけど、コンビニにしょっちゅういくせいでバレている可能性もある。

「朝ごはん作るの面倒ですね。」
「いや、それ以前にお前職場に行くのが面倒になっているだろ。」

リモートで専務から連絡が入る。
その気になれば瞬時にここにも来れるのに、わざわざパソコンに通知を出してからビデオ電話(古い表現かな)で連絡を取る。

「たまには職場を見回ったほうがいいでしょうか。」
「たまではなくで、毎日出勤したほうがいいぞ。」

泉に行く。
不法投棄していやがるやつがいる。
「あなたの望む制裁はなんですか?金的?水銀責め?それとも鉄拳制裁?」

逃げようとするやつらを捕まえて、しばらく戻れないような山奥に送り、しばらく銀を掘らせることにする。

金より、銀のほうが算出が多いのが日本という国だ。
もちろん、採掘に対して給料などは出さないし、秘密を守るためにこっそり記憶を消して、適当な街中に放り出しておく。

どういう理由か、そのあと随分おとなしくなるらしい。
メンタル弱いくせに、そんな違法行為だけはするつもりがあるのね。
とまあ、万一「銀の○○でお願いします。」というような何者かが何かを泉に放り込んだ時のために銀は貯蓄・・・なんかしない。

一応、地球上で利用できる各国の紙幣に変換したりするが、日本が一番セキュリティあまあまで、何なら質屋でも銀を買い取ってくれたりする。

保険証で身元は保証できるが、そもそも保険証って、国保税とか、社保税とか税金払っている証明にしかならないのよね・・・。

アイデンティティーが「税金の支払い」に基づくなんて、どうかと思うけど、便利なのでそのままにしている。

その一部はオレ君のコンビニに還元したり、オレ君とのボードゲームにいくばくか・・・いえいえ、私は賭け事なんて致しません。

一方的に搾取・・・もしてませんよ。
イマドさんの漫画の同人誌にいくばくか投資しましたが、これは採算が取れました。
そりゃあ、そうですよね。
ペンギンが描いた漫画なんて、それだけで評判になりますもの。
私も何か「女神が・・」というネタを発表したいものですけど、
私という存在って、

影が薄いんですよね。


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