【勉強】キャリアコンサルティング試験面接対策の振り返り♯094
週末、ようやくキャリアコンサルティング試験の面接試験が終了し、この半年間の勉強から解放された(いや、既に学科試験終了時点でかなり解放はされていたw)!
学科試験は暗記なので、独学は可能。
ただ、面接試験は、そうもいかなかった。
もともと人の話を聴くことは嫌いではなかったので、ある程度できるだろうとは思っていた。が、傾聴スキル、コンサルティングスキルとしては、遠く及ばないことをこの半年の間に痛感した。
クライアントの感情に受容・共感・自己一致の態度で寄り添うこと、
解決策を押し付けず、また堂々巡りも避けながら、クライアントの自己概念に基づいた、クライアント自身による意思決定に結び付けていくこと。
これに関しては、独学ではどうにもならなかった。
養成講座で、ある程度練習はできたが、養成講座後も定期的に練習をしなければ、鈍ってしまう。今日は、その勉強法について振り返ってみようと思う。
まず養成講座で身に着けることから。
面接のHow to本で、面接でどのような力が求めれれているかはある程度わかる。ただ、これを読んだだけで、すぐにできるほど簡単なものではない。「知っていること」と「できること」は違う。
養成講座で、講師の指導が受けられるうちに、面談でどのポイントを掘り下げるとよいかや、自分自身のクセに関するフィードバックを受けておいた方がよい。
面談では、感情、状況両方の面から掘り下げていくことが求められるが、当初、私は状況面の掘り下げばかりで、なかなか、感情面があらわれている言葉を受け止められていなかった。そもそも、どの言葉にクライアントの感情があらわれる言葉がイマイチよくわかっていなかった。
養成講座修了までに、このあたりの勘所を抑えておけたことが、あとの勉強に繋がった。
そして養成講座修了後。
養成講座に来ていた人たちは、積極的に何かしらのキャリコンの試験対策コミュニティに入ってオンラインで練習会に参加しているようだった。
特に理由はなかったけれど、私自身は入らず、幸い身近なところにキャリコンの資格を持っている友人が複数名いたので、この友人にお世話になった。
養成講座の仲間同士での練習会にも何度か参加した。
そこで彼女たちがそれぞれ参加している試験対策コミュニティからとってきた情報を交換してくれることもあった。
ただ、自分のなかでNGだったのは、キャリコンの資格者ではない友人にクライアントになってもらって練習をしたことだった。友人のリアルな悩みの相談をのることで、面談スキルの向上に繋がるかな、と思い、友人3,4人にお付き合いいただき練習をした。案外、悩みを聞かせてほしいと言うと、付き合ってくれる友達は沢山いたけど、やはりこういう練習法のよくないところは、フィードバックをしてくれる人がいない点だ。友人もキャリコンの知識やスキルを持っているわけではない。しかも正直、私のコンサルでイマイチと思う点があったとしても言いにくいのが本音だと思う。友人の「整理できた!どうもありがとう!」というお礼の言葉を持って、「自分はできる」と過信をしてしまうのだが、その後、キャリコンの友人とのロールプレイングで、あれこれダメ出しを受けて気が付いた。このフィードバック無き勉強法はダメだと。
やっぱり、コンサルティングの知識と技能を身に着けた人からダメ出しを受けないと成長しない。
その点で、試験の1か月前に受講した、LECの面接講座はよかった。
オンラインばかりの練習だったので、受験前に対面での練習も必要だと思い、仕上げのつもりで受講したのだが、講師が厳しく、思いっきりダメ出しを受けた。受講者からのフィードバックも、まぁまぁ歯に衣着せぬ言葉だった。ただ、そのおかげで、よりよいコンサルティング技術を身に着けることで、何が足りないのかがよく理解できた。また対面だからこそ、自分のノンバーバルな部分の指摘も受けられた。この仕上げの練習会があったからこそ、最後に鍛えられたな、と思う。
以上が、私の面接試験対策の振り返り。
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実際の面接の逐語記録と専門家からのフィードバックが文字で書かれており、参考になった。また技能検定2級と国家試験からの過去問の事例が豊富。
さて、8/23の合格発表はどうなることやら・・・
合格していますように。
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