詩と音楽のマリアージュ　小島裕子ソロライブ

詩と音楽のマリアージュ　朗読と即興ピアノと歌曲の演奏で、言葉と音の世界へお客様を誘うライブ。

小島裕子ソロライブは今回で3回目　テーマカラーは春の緑としまして

<I部>浅き春、武満徹のエッセイから「梅」奥様浅香さんのお話し(この日2月20日は武満徹の命日でもありました)、画家鈴木春信の作品『夜の梅』、春の空、咲く花、雲と空と、かみさまとのはなし… 合間にピアノの音を入れながら進めていくスタイル🎹

<Ⅱ部>立原道造の-風を詠う-では、儚く言いようのない優しさと憂い、室内楽のように音が美しく織りなす…言葉の世界

Ⅲ部>荒井由美"中央フリーウェイ"、小田和正"忘れないで"、そして五木寛之"燃える秋"…。女心を演じることは皆さまに託してラジオドラマ風に…

<4部>そして最後はシューベルト「アヴェ・マリア」、クララ・シューマン「たおやかな蓮の花」高田三郎「やわらかに」、越谷達之助「初恋」を歌曲スタイルで演奏いたしました。

歌曲演奏以外は、譜面台には詩の台本だけ　言葉と詩の世界から湧き出る音をピアノで紡いでゆく

芸術歌曲を歌う、シューベルトの歌とピアノの関係を、クララ・シューマンのピアノと歌の繊細な関わりを、日本の作曲家達の高い精神性を身をもって感じつつ、心の隅々までをピアノと歌に託して

手作りのパンフレットには13遍の詩がぎっしり

詩のプレゼントをお客様にお届けしています。

クララ・シューマンのお話しが圧巻でした！！とすぐにご感想いただきました。彼女の歌曲を演奏するとクララの崇高な音楽家としての精神に触れることができて感動します。

終わったときに、あたかも本をめくっていたような気持ちになっていただけるようなライブを創りたいです。次回は、再びあの「星の王子様」と星…その他の素敵な詩を合わせてまた音と言葉の世界へお誘いします。冬またお会いしましょう！