Wouldの正体って何だろう?
さて、昨晩前髪命君から、突然「wouldって何?」と聞かれました。
即答する事が出来ずに、どのような場面で出てきたのかを尋ねると
「学校で好きなミュージシャンを紹介する時に、introduceの前にwould like toをつけた」と。
I would like to introduce my favorite musician.
なるほど! likeもtoも見たことがあるけれど、いきなり発表する時になって”would like to”をつけましょうと言われてもなんのこっちゃですよね。
特に英語習いたての子供にとって、『ものすごくそれ自体に意味があるわけではないけれど、文章を丁寧に言いたい時に使うと便利な言葉としてのwould』は難しいですね。
日本語でも、
〇〇を紹介させていただきます と言うのと
○〇を紹介する というのでは、ニュアンスが違いますよね。
●would like to~は、何かを希望したり提案するときに使います。
例: I would like to visit Japan someday.(私はいつか日本を訪れたいです。)
例: Would you like to join us for dinner?(夕食を一緒に召し上がりませんか?)
would like toはフォーマルで丁寧な表現で、ビジネスや日常のコミュニケーションにおいてよく使われます。
●では、“would”だけではどのように使うのか、よく使う用途や形式について記載してみました。
☑未来の状況や仮定の条件を表現するのに使われます。
例: If it rained, I would stay at home.(もし雨が降ったら、私は家にいるだろう。)
☑より丁寧に依頼や提案を表現する際に使われます。
例: Would you please pass me the salt?(お塩を取っていただけますか?)
☑過去の習慣や習癖を表現するのに使われます。
例: When I was a child, I would play in the park every day.(私が子供の頃、毎日公園で遊んだものです。)
☑過去の非現実的な状況や条件を表現する時に使われます。
例: If I won the lottery, I would travel the world.(もし私が宝くじを当てたら、世界を旅行するでしょう。)
さて、TOEICに出てきそうな文章(would like toを含む)にしたら、このような感じではないでしょうか。
The company would like to express its gratitude to all employees for their hard work.
会社はすべての従業員の熱心な仕事ぶりに対して、感謝の意を表明したいと考えています。
Wouldを英語ネイティブスピーカーのように使うのは、なかなか難しいですね。
いつか英語圏(又は、公用語が英語の国)に住みたいな。
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