断熱に夢中

私は気候変動に関心があり活動していますが、その活動の中で断熱のすばらしさを知りました

人間のCO2排出の4割がエネルギー由来なので、電気等のエネルギーをどのように作り、同時にどうやって省エネしてくかがとても重要になります

断熱性能の高い建物・家にすることで、冷暖房の使用量を大幅に抑えることができますので、省エネにとても効果があります

断熱について知れば知るほど、断熱しない理由がわかりません!笑

はやく断熱性能の高い家に住みたいし、日本の断熱基準をはやく上げてほしい(義務化してほしい)です

なぜなら、
・断熱は経済的
初期投資はかかりますが、光熱費はかなり抑えられます。したがって、建物は何十年も使うものなので、必ず元は取れます。

・断熱は健康的
断熱の家に住む人とそうでない人の平均寿命はなんと4年も違うのだそう。リビングは温かいけど、他の部屋や廊下や洗面所は寒い状態だと、ヒートショックになりやすくなります。

・断熱は地球に優しい
水で考えると、誰も蛇口閉めないで水出し続けるってしないですよね?同じように、断熱によって、エネルギーを大切に使いましょうってことです。断熱を強化して、屋根に太陽光発電パネルをのせることで「ゼロエネルギーハウス」ができるます。ビルと住宅のエネルギー使用量は全体の4割なので、そのエネルギーが抑えられるのはかなり大きいです。

このセミナーの「住まいるサポート」高橋さんが断熱の仕事を始めたのは、ドイツに行ってシリア難民のための仮設住宅の断熱性能に驚いたことがきっかけだそう

ヨーロッパでは断熱は人権なんだって

一方、日本の福島原発事故による被災者のための仮設住宅は壁薄すぎで結露も酷く、多くの方が体調不良になりました

日本は人権意識も断熱性能も低い・・考えさせられます


日本の断熱性能はヨーロッパの半分くらいの性能しかなく、今の日本の法律で定められている省エネ基準の家はヨーロッパでは違法になるそうです😱

日本では年間19000人の人がヒートショックで死亡しています

日本の技術は十分高いし、高められるはずだから、問題があるとすれば、それは人権意識、環境意識、健康意識―つまり教育なのかもね



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