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思い込みからの脱却!!アンラーニング&学び直し奮闘記

成長するための一歩を踏み出したい

どうも!Synamonのコーポレートを担当している山崎です。
公務員からスタートアップに転職し、1人コーポレートとして総務、労務、法務、経理などいろいろな業務を担当してはや5カ月が経ちました。

10月に、「公務員→メタバース業界スタートアップへの転職」と題して転職活動を振り返る記事を書いたのですが、私が書いたnoteの中では反響が大きく、いろいろな感想をいただき嬉しかったです!
読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました!

この記事を書いたころ(入社3カ月経過)あたりから、仕事に慣れてきたという実感も湧いてきて、どうすればもっと自分の仕事の精度を上げることができるか、どうすればもっと仕事の幅を増やせるのかについて考えるようになりました。

前職であれば、やってやるぞ!と思って取り組んだ瞬間から、ある程度結果がついてくる手ごたえもあり、物事をスムーズに進めることができていたのですが、今回は環境も変わり、なんだかうまくいかない・・・!
今回、その時の学びを記事にまとめることにしました。

最近仕事での成長を実感できない方や、人事異動や転職などで新たな仕事に就き、より自分の能力を引き出したい!と考えている方たちの参考になれば嬉しいです。

自分の殻を破るということ

これまで培った知識をもとに、何ができるのか―。
やってやるぞ!頑張るぞ!と当初はそう思ったのです。

一生懸命、Slackに書かれている指示を読んで、自分なりに解釈してスピード感をもって対応をする。なのに、なんだかうまくいかない。手戻りがちらほらある。明らかな間違いではないものの、小さなミスが・・・。

どういうことかというと、全力投球モードの私は、これまでの経験や知識をフル稼働して、指示を読み解き、“自分なりに”解釈して、「たぶんこうだろう」「きっとこういうことだな」くらいの解像度で動いていたんですが、ちょっとした抜け漏れや勘違いによるミスが残る状態だったのです。

今思えば、“自分なりに”という点が問題だったんですが、当時は一生懸命ですから、全く気が付かない。

ある時、週次MTGで同僚と何気なく話していた際、物事を考える際の前提に差があることに気が付きました。
何か新しいことを始めようとする際に、「スタートアップ企業の場合」という前提で、方向性をすり合わせていることにやっと気が付いたのです。

例えば、「経理まわりのワークフローを整備する」という課題があるとします。(これは私が目下、取り組んでいる課題の一つです・・・)
この課題に対して、社員20名のSynamonが大企業で導入されているワークフローを参考に整備を行っても、なかなかうまく機能しない。「スタートアップ企業の場合」という前提をここに差し込んで考える必要があると気づいたんです。

よく考えれば、周囲のみんなは私にわかるように、「スタートアップの場合」や「スタートアップだと」という言葉をたくさん口にしてくれていました。なのに、他のことに追いつくのに必死で頭ではわかっている“つもり”で、本質に気が付いていなかったんです。
(気づくの遅すぎて本当にごめんなさい・・・!)

ああ、これが「頭でっかち」というやつか・・・。情けない・・!
一旦、自分の常識を疑って、脳みそをほぐさなければ。

そこから試みているのが「アンラーニング」です。

アンラーニング(Unlearning);
これまでの学習を通じて培ってきた価値観や習慣を認識した上で、必要なものを取捨選択し、新しいものを取り入れながら学びを修正するスキルのこと

https://seleck.cc/unlearning

正直、この気づきに出会えただけでも、だいぶ日常業務での焦点の定まり具合は改善され、勘違いやミスも減りました。ミスが減ると精神的な余裕も少し持てるようになりますし、何より、社内コミュニケーションが以前よりスムーズになりました(笑)

殻を破ると吸収が始まる

視野が少し広く保てるようになった頃合いで、スタートアップ業界で似たような悩みを抱えている人たちとの横のつながりを広げてみよう!と思えるようになりました。(実は入社の段階から弊社COOの武井さんからはおすすめされていたが、なかなか行動に移せていなかったのです)

まずは同業他社の名刺交換した人を頼りに、経理担当の方をご紹介いただいたり、noteやtwitter上でスタートアップ業界のコーポレートまわりの業務を担当している人たちと積極的につながるようにしました。

アンラーニングに慣れてくると、以前よりも自分の知識の足りない部分が如実に見えてくるようになりました。

最近は次のステップに進むために、課題を具体的かつ細分化して見える化していく癖をつけていきたいと思っています。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
似たような経験をお持ちの方はいらっしゃいましたか?
私はほぼ初めてのことだったので、実際にうまく業務を回せていない自分に気が付いた時、内心オロオロしてしまいました。

今回の学びのきっかけになったのは、何気ない仲間との会話でした。会話の中で解像度が低いことについて質問することができたことで、大きな気づきを得ることができました。質問をするというのはどんな仕事でも基本の部分になるかと思います。

過去に経験した他の仕事を思い返してみても、確かに「思い込み」や「勘違い」がミスの発端になっていたことは多々ありました。
どんな時でもゼロベースで考える
(この言葉、公務員界隈の人たちよく使うんです)
ここで本来の意味に気が付くw意外と基本はどの仕事でも同じなんですね。

今回ご紹介したアンラーニングと学び直しですが、先日改定した弊社のバリューにも「自分の常識を疑う」「学習するプロフェッショナル」という言葉で記されているのです・・・!
私がもがいていた時、この二つがバリューになるとはてんで思っておりませんでした・・・!
せっかくなので、岩見さんの記事を共有しておきます。

https://note.com/iwami_naoya/n/ndfc7e286df0a

他にも、こういった気付きがありましたらここで共有したいと思います。
ご質問等ありましたらコメント欄やTwitterからお気軽にどうぞ!
最後まで読んでくださったみなさま、スキしてもらえると励みになります!
それでは今回はこの辺で!

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