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膝の痛み?カルシウムだけじゃダメよ〜。
大変!夫が「膝が痛い」と言い出した!!
50代の夫が「膝が痛い」と言い出しまして、グルコサミンだの、コンドロイチンだの、膝サポーターだのという単語が、にわかに我が家でトレンド入りしています。
しかし、私がお勧めは、「ビタミンK」。みなさんにあまり馴染みがないかもしれないビタミンKですが、実はとても重要なのです。
骨の土台、実はコラーゲン。
膝が痛いといえば、膝関節の骨。骨といえば「カルシウム」って言いますけど、骨の土台は何とコラーゲンなのです。ビタミンKは、そのコラーゲンの生成を助けて、しなやかな骨質の骨を作るのに欠かせないビタミン。
さらに、ビタミンKは、カルシウムを骨に沈着させるのに必要です。食事で摂ったカルシウムの70%は排出されてしまいますが、ビタミンKやビタミンDの力で何とか骨に取り込んでいるのです。
高齢の方が「牛乳を欠かさず飲んでいるのに膝が痛い」「牛乳はたくさん飲む方なのに簡単に骨折してしまった」と言っているのを耳にしませんか?
実際、カルシウムが足りているのに骨折する高齢者が増えているというデータもあるようです。
ビタミンKが足りていないからではないでしょうか?
牛乳にはほんの少ししか入っていない、ビタミンK
牛乳100グラム中のビタミンKはたったの2マイクログラム*。国が定めている接種目安量は男女ともに成人で、150マイクログラムです。牛乳だけで摂ろうと思ったら、牛乳を7,500グラムも飲まなければいけない。とんでもない量ですよね。
しかも、これはビタミンKのもう一つの役割、「出血を止める役割」を想定した目安量で、骨にカルシウムを沈着させるための必要量となると、500マイクログラムで、全然足りていません。
ビタミンKがたくさん入っているのは、納豆や緑黄色野菜
では何を食べたらいいのかというと、100グラム中600マイクログラム*も入っている納豆や、320マイクログラム*のホウレンソウなどの緑黄色野菜。
夫には、薬を飲まずに、納豆と緑黄色野菜をたくさん食べてもらいます。
経過はまたご報告しますね。
*日本人の食事摂取基準(2020年版)
栄養以外で考えられる原因もある
加齢で軟骨がすり減ったり、巻き爪でバランスの悪い歩き方を続けたりした結果、関節自体が変形してしまう、変形性膝関節炎の可能性もあります。夫には、巻き爪治療にも行ってもらいますね。
老化のなかでも、アルツハイマーの次に恐い膝の痛み。出かけるのに苦労したくないので、今から対策しなければ。
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