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湯を沸かすほどの熱い愛情♨

第4回 銭湯でがんサロン~CancerおしゃべりCafe @神田稲荷湯
キャンサーペアレンツ&メディパシーコラボ特別企画!

開催しました♨

雨だけど、花冷えだけど、人と人とのつながりの温かさ。

それだけでなく、やわらかいお湯にも温められた時間でした。

北は北海道から、富山、大阪、愛媛からのご参加もあり、本当にうれしいです✨

15名程の方にお集まりいただき、取材の方もお二方が入り、大盛況!


メディパシー(患者さんの語りを聴く会)からは、代表の西岡さんをはじめ、医療系学生さんや医療機器のお仕事に携わる方々のご参加。

自己紹介では、しっかりと自分を持った若人の熱心な姿勢に頼もしさを感じ、嬉しくなりました✨

キャンサーペアレンツ(子どもを持つがん患者のコミュニティー)からは、理事の高橋さんや親子で参加してくださった方もいて、嬉しい限りです💗

今日の自己紹介のテーマは「子どもの成長とわたしの成長」。
当事者の方には経験も交え、お話しいただきました。

参加者の生の声を個人を特定しない形で、ご紹介します。

・子どもに心配をかけてしまった。
・周囲の人に全く伝えることができていなかった。がんは言いにくい。
・隠しながら、生活するのが辛かった。
・子どもに伝えた後、学校の行事で書いた親への手紙が白紙だった。
・仕事柄、がんで弱音を吐けないと思い、一人で抱え込んでしまった。
・一時、子どもがよそよそしかった。
・医療過疎地なので、何かあったら、救急でヘリが出動してしまう。
・がんになった頃、子どもが思春期で、精神的に負担をかけてしまった。
・子どもが自分の道を見つけてくれて、うれしい。
・がんになり、食べられない経験から、バリアだらけの世の中と感じた。
・仲間がいることが分かり、私だけじゃないと分かった。
・西口洋平さんの言葉に励まされた。
・食べる喜びを伝えたい。
・がんになってから、さまざまな経験をし、人間性が豊かになった。
・希少がん患者同士が出会える奇跡を感じた。
・子どもの言葉に成長を感じた。
・医療者と患者の両方の視点から、言語化することを試みている。
・私自身が不登校になってしまい、申し訳ないと思っている。
・夫が単身赴任中にがんが分かり、乳児の子どもを抱え、大変な思いをした。
・術後の後遺症にいまだに悩まされる。生活の中で、寝る・食べることに工夫が必要。
・お母さんのがんをよく知っている。将来の夢は宇宙飛行士!!

親子で参加してくれて、ありがとう💗

わたしは、先日、我が子が卒業式を迎えたことをご報告。
子どもの話になると、ほろほろと、目からこぼれる雨粒。

参加してくれたお子さんの言葉に夢や希望を感じ、素直であるこころを持ち続けたい!という気持ちになりました。

子どもの成長を感じられるしあわせ。これ以上のものは無いかな。

自分のがんと闘いながらも、子に愛情を注ぐ母親の強さとやさしさ。

大切なものをしっかりと見つめ、がんばる姿に湯を沸かすほどの熱い愛情を感じました。

好きな子の話をしてくれました💗


みなさん、素敵なお話を本当にありがとうございました。

おしゃべりの後は、お風呂タイム♨
お湯が柔らかくて、とにかく温かい。
湯上りには記念撮影。

べーっ!!



その後、時間のある方は銭湯の並びにある、ベルギー料理でランチ💗

医療者の卵と当事者の会話は机上の空論ではない、本質的なお話となりました。

また必ず会いましょう!


その後の反省会では、
「次は5月に開催しようね!」と声をかけてくれて、本当にありがとう✨

ウインナーコーヒーが最高でした☕


みんなと別れた後、泣けてしまいました…
こんなステキなやさしい人たちと、会えなくなる日が来るのかと思うと、寂しくて…

信じられないほど、具合が悪い日も多い中、朝から、別れる前までは、アドレナリンのおかげで、痛みもほとんどなく…

本能だけで、生きているわたしです。

今日は本当に本当にステキな1日でした。

みんな大好きです!





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