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治験とは…視野を広げ、長いものに巻かれること?

20230131
入院2日目。朝日がまぶしいです。

今日から抗がん剤の投与です。
2種類のお薬を使います。点滴+内服薬。
(これ以上の薬の情報はルール上お伝えしないでおきます。ごめんなさい💦)

ランドリー室で洗濯をしたいのですが、機械をうまく使えず、やり直し(笑)
隣にいたお母さんが丁寧に教えてくれました。

朝の回診で主治医から副作用について教えてくれました。
アレルギー反応が出やすいお薬なんだそうです。
副作用もまあまあ…

採血が頻繁なので、針は差しっぱなしです。
こんな合理的な方法があるのね。

メインの抗がん剤の前にとにかく副作用予防。
吐き気止め、熱さまし、アレルギー予防のお薬。
看護師さんの目の前で飲むのがルールです。
とにかく錠剤をどんどん飲む。何錠飲んだだろう…

抗がん剤を入れ始めて、30分もすると、だんだん頭がぼーっとしてきました。
横になると、すぐにお昼ごはんが運ばれてきてしまい…でも、完食(笑)。
相変わらずの食欲だわ、わたし。

まぶたが閉じてしまう。横になりたい。
ちょっと息苦しくて、微熱。からだが重い…

途中、投与を中断しました。
医療者は薬のアレルギー反応をとてもとても警戒しているご様子。


ちょっと落ち着いたときにパチリ。ぽわんとしてますね(恥)


それにしても、バイタルチェックが30分おきとは!
分刻みの超過密スケジュールです。看護師さん、大変💦

ちなにみに、部屋から離れられない、入り浸りの看護師さんは、若くて優しい黒縁メガネのイケメンです(笑)。
病棟の医師やCRC(治験コーディネーター)もステキな女子✨
なんでしょうね?見た目の偏差値も高い、この集団(笑)


投与の方はというと、休憩を取ったら、ヒューっと平熱に戻り、再開。

そして、夕方18時頃、全て終了しました!
うれしい💗
病室で小さく拍手が起こりました!!


医師、看護師、CRC、わたし、そして医薬メーカー。
そこに関わる人たちが、時には時間に追われ、数分の誤差も許されないプレッシャーの中、厚労省の承認を得るという1つの目標に向かっています。
それは、わたしたちの子どもや孫の世代に、がんを治せる病気にしたり、もっと先の見通せる病気にするためだと思うんです。
今ある標準治療も過去にそういう人たちが懸命に挑んでくれた上に成り立っています。

分からないことは医療者にとことん聞けばいいし、自分で調べることもできる時代です。
不安が解消できなかったら、苦しかったら、途中で止めることもできます。

治験のちょっと面倒な手続きやルールは、法的なもので、誰しもそのルールのもと参加しています。自分だけじゃないんですよね。
視野を広げて、長いものに巻かれることも必要かな。


今日はちょっと疲れました。
この辺にしときます。
おやすみなさい…


部屋からの夜景が美しい。


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