好きなドラマ　「The Good Fight」

シーズン7まであった法律ドラマ「Good Wife」の続編・スピンオフ作品。今、Amazon Primeで、シーズン3まで視聴できます。
（「Good Wife」はいつの間にか、Netflixでは見られなくなってしまっていました！そういう作品がたくさんあって残念！）
「The Good Fight」は、ベテラン女性弁護士ダイアン・ロックハートが主人公。周囲を囲む女性陣も魅力的なキャラクターが登場します。

このドラマには、今のアメリカの政治・社会的要素が多く含まれていて、警察によるアフリカ系アメリカ人の差別や、Me Too運動などかなりホッとなイシューが盛り込まれています。
日本では考えられないですが、現職大統領トランプについてのスキャンダル、フェイクニュース、陰謀などのエピソードもバンバン出して、今の社会のやるせなさを描いていて、その怒りは、イントロでいろんな物を爆発させる画からも感じられます。

主人公の女性弁護士、ダイアン・ロックハートの落ち着いた低い声が、とてもすてきなんです。たまによくわからないことでキレるし、絶対近くにいたら怖いけれど、上司にしたい女性像。反トランプな彼女は怒りを鎮めるべく、合気道を始めてみたりするのは、日本人からするとちょっとうれしい一面。旦那さんとはもっと上手くやってもらいたいです。

「Good Wife」の終盤から出ている、ルッカ・クインはベリーショートでカラフルなビジネスファッションが似合う頭の回転の早いアフリカ系の女性弁護士。切れのよいキュートな話し方。個人的に応援したい女優さんです。シーズン2で彼女は妊娠・出産する設定ですが、この女優さんは実際にこの時期に妊娠していたそうで、どおりでリアルなお腹の膨らみだったな。
それにしても、アメリカ人女性の「産休は3日あればよいです」って言い切るところが、超人的...。そんなに体力があるんだろうか。日本人の産休・育休の長さは信じられないんだろうな...。

「Good Wife」でアリシアの選挙時のパーソナルアシスタントを務めた、メリッサが、こちらではダイアンのアシスタントを買って出て、調査員もやっちゃう。やんちゃそうに見えて、何事も先回りして調べてしまう頭の良さがすごいです。仕事は自分で見つけるべしというのが彼女を見ていると勉強になります。

他にも「Good Wife」からのキャラも登場したり、見どころたくさん。私はまだシーズン3の途中なので、あと少し、ちょびちょび楽しみます。