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作物を育てるように

公募展の絵描きの暮らしは農家と一緒だという言葉を聞いたことがあります。

色んなタイプがいらっしゃるとは思うのですが、
私もそんな気がします。

私はちょうど10月と4月に大作の締切が来ますから、

逆算して、何月にはエスキースが出来ていて、何月にはこのくらいの進捗でというのが、ざっくりでも決まっていますので、

ある意味、何月種まき、何月草刈り、何月刈り取りと、月が巡る度に仕事がやってくる農家さんのように、

何月地塗り、何月下書き、何月仕上げと…一年の仕事が決まっていて、それを何年も繰り返す。

予定通りにはいかないですけどね。。

ちょうど10月は次の発表に備えて、前のシーズンに種を撒くように作っていたエスキースを見返して、

なんでこれが作品になると思ったのかしら…と我ながら首を傾げながら、弱い双葉を間引くように、エスキースのボツを予感して

これでは少し不安だなと、

やっぱり新しいエスキースを慌てて作り足しています。。。

どうしよう!
これも毎年の恒例行事!

11月8日は八戸市美術館で、講師の先生をお呼びしての東北支部研究会が有りますので、

そこで何かヒントを掴んでおかなくては今期の制作は路頭に迷いますからね。

必死です。。。
やるべきことをやるのです。

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