頑張ったことに勝ちも負けもない

赤ん坊の澄んだ瞳を見て思ったこと

これまでの子供たちが成長してきた様を
運転中に ぼんやりと考えていた。

生まれたての赤ん坊。
その澄んだ瞳を見て

あぁ神様、
どうかこの透き通った瞳に
曇らせるようなものは一切映さないで！

そんな風に思ったものだ。

しかし、生きている限り
世の中の醜いものや汚いものを
見ずして生きていくことはできない。

娘も息子も、これまでの人生の中で
様々なものを見てきたに違いない。

目に映った全ては、彼らの糧となる。

二度に渡る受験の失敗

現役の時に塾に行かなかったことも、
浪人をすることも、
2浪はしないことも、
浪人してもダメだった場合の進学先も、
思い返せば、息子が全部自分で決めたこと。

これが何よりの救い。

親というものは、
歯がゆさを感じながらも
ただそばで黙って見守ることしかできない存在なんだね。

誰が言わなくても、私は言うよ。

よく あそこまで頑張り抜いたね。
選手として活躍できなかった部活も受験も。
私なら、とうに諦めていたよ。

〜どんなに頑張っても
結果が出なければ意味などない〜

そんな風に言う人もいるかもしれない。
そして、たしかにその通りなのかもしれない。

でも…
どんなことにも結果は出てしまうけど

【頑張ったことに勝ちも負けもない】

だから…
これからも
堂々と胸を張って生きていってほしい。