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和菓子と日本茶・和の都内カフェ3選

和菓子と日本茶を味わえるお店へ出かけませんか?
緑茶やほうじ茶、お抹茶など色々な種類を用意してくれています。
そこで私個人も良く行き、気軽に和菓子と日本茶を味わえるお店をご紹介します。

①虎屋菓寮 / 赤坂、東京駅、ミッドタウン

6月末に味わえる水無月。無病息災を願って。

和菓子の老舗とらやさんでは和菓子や軽食が味わえる「虎屋菓寮(かりょう)」というお店があります。
都内では赤坂本店の外や東京ステーションホテルの2F、ミッドタウン東京などにもあって季節の生菓子や季節の食事(ランチタイム)を楽しめますす。
全て椅子席で店員さんも親切。老舗というイメージで尻込みせず、迷うことやわからないことは気にせず聞ける雰囲気。なので初心者こそ、ぜひ行っていただきたいお店です。

おすすめは、季節の和菓子と日本茶のセット。季節ならではのモチーフが表現された和菓子と煎茶やほうじ茶、お抹茶などの日本茶をセットにして味わうことができます。

季節限定といえば、特徴的なのが夏と冬。
夏季限定のかき氷はサイズは2種類あり、スタンプラリーのカードをもらって制覇を楽しむ常連さんもいますし、冬季限定はとらや饅頭などで毎年この時期を楽しみに待っている方々も。

ランチは数量限定ながら季節の食事やおうどんがあります。お正月は白味噌のお雑煮やお赤飯、他は季節の炊き込みご飯などで、これまたそれぞれの季節になると味わいたくなる味です。

ほとんどがとらやさんの自営店舗に併設されており、通常のお羊羹などの外に直営店のみで販売の生菓子も1つから購入できます。帰りに自分用や家族・友人のお土産用に購入することも多いです。

赤坂本店ではHPや入口にすぐ受付で待ち人数を確認しながら予約をして、地下にある展示やお店を眺めながら時間までを過ごし、飲食の後は家族や自分用にお菓子を買って帰る、というのがいつものコース。

宿泊するホテルの階下のビルに入っていたときは、チェックイン前にとらやさんのお菓子を購入してお部屋で頂いたり、お昼にランチに降りてきたりして存分に楽しみました。

■虎屋菓寮
店舗:東京・赤坂、帝国ホテル、東京ミッドタウン、東京駅(ステーションホテル内)など 
店舗情報:こちら

②鶴屋吉信 / 日本橋コレド3

鶴屋吉信 カウンターで目の前で職人さんが作ってくれる。

日本橋コレド室町3の中にある、鶴屋吉信さんの東京店。
椅子席とややお高めのカンター席があります。
それには理由があって、このカウンター席は鶴屋吉信さんの首都圏初、常設生菓子実演コーナー「菓遊茶屋」だからなのです。
席に座り数種類の季節の和菓子から選んでお願いすると、目の前で和菓子職人さんが自分のお菓子を作ってくれます。

早速カウンター席に座ると、お菓子がどんなふうに作られるのか思わずじーっと見てしまいます。職人さんも慣れるまではこの視線は大変だったのかもしれないのですが、さすがに手は素早くて、みるみる形になっていき完成。お菓子を受け取れます。

同じカウンター席で別の方が注文するお菓子もついどんなふうに出来上がるのか興味津々注目してしまって、そちらを頼めば良かった思うことも。
食べてみたい和菓子を選ぶか、作られるプロセスが面白そうなものを選ぶか・・・毎回迷いますが楽しいです。

目の前で職人さんが作ってくれるのはカウンター席のみですが、椅子席でももちろん和菓子を味わえます。こちらはあらかじめ職人さんが作ってくれていたお菓子が運ばれてきます。
会う人とゆっくりお話したい日は、椅子席の方が向いているかもしれません。もちろんここでも鶴屋吉信さんの和菓子を購入して持ち帰りが可能です。お土産にもどうぞ。

■店舗情報:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/news/information/51#tokyomise
HP:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/tokyo-mise

③茶楓(さふう)/ 虎ノ門

美術館併設で陶芸作家の器で味わえる。ひとくち羊羹と。

最後のご紹介するのは、虎ノ門にあるカフェ「茶楓(さふう)」です。
ホテルオークラのすぐ近くにある「菊池寛実記念智美術館」併設のカフェで、門前にメニューと案内の看板が出ています。建物に入り少し先の右側に入口があります。

大きなガラス越しに江戸期に作られたという日本庭園が目の前に広がり、その景色を眺めながら、現代陶芸作家の器で和菓子や日本茶、コーヒー、お食事が楽しめます。
カウンター席もお庭を正面に作られており、一人でもグループでも景色を楽しめるようになっています。

ちょっとお茶を・・・ということなら、オリジナルのひとくち羊羹と飲み物のセットがお勧めです。
美術館の設立経緯やコンセプトから、器はすべて現代陶芸作家のものが使われています。
口当たりや使い勝手が良くカフェのインテリアにも雰囲気が合い、「用の美」を実感しました。
静かで落ち着いた空間で緑を眺めながらゆっくりと飲食を味わえ、大人ならではの時間を過ごせる、そんなカフェです。
海外からの方もいらっしゃいますし、私も観光の知人がいたらご案内したい場所の1つです。

■ 店舗情報 HP:https://www.safu.tokyo/index.html

他にも、丸の内の一保堂さんが運営する嘉木、銀座のHIGASHIYAさんなど和菓子を楽しめるカフェはまだあります。
ぜひ、いろいろな場所で和のティータイムを楽しんでください。

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