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ジャパンキャンサーフォーラムに行ってきました

築地の国立がん研究センターで行われた「ジャパンキャンサーフォーラム(8/17・18開催)」に初めて行ってきました!

このイベントは、様々な種類のがんについて誰でも無料で学べるイベントで、国立がんセンターや大学病院の先生方が確かな情報をセミナー形式で伝えてくれたり、サバイバーを支援する団体がたくさん集まって情報提供を行っています。

日本最大級のがんフォーラム」と銘打つだけあって、当日の会場はたくさんの方で賑わっていました。
各サポート団体の出展ブースを回っていると色々な方が気さくに声をかけてくださり、こんなサポートがあったんだ!と有益な情報を得ることができます。

情報収集以外にも、ブースを回っている途中で顔見知りのサバイバーの方と偶然出会い、しばし立ち話に花を咲かせたり(私はこれを「サどばた会議」と呼んでいます)、がん保険のCMで有名なサバイバーの岸田さんを見かけ、かっこいい!と惚れそうになったりと(櫻井くんと共演しただけあり、まるでモデルさんみたいな方でした!)出会いに溢れたイベントです。

今回はセミナーは参加できなかったのですが、各種のがんに関する情報はもちろん、リンパ浮腫や在宅ケア、よろず相談など、サバイバーやご家族に有益な最新の情報が詰まったプログラムなので、次回はぜひ参加してみようと思います。

団体ブースを回った中で、個人的に気になった活動がいくつかあったので紹介したいと思います。


<LAVENDER RING(ラベンダーリング)>

こちらは資生堂が中心に行っている活動で、資生堂の化粧品やヘアメイクをきっかけに、笑顔を取り戻したりサバイバーのイメージを明るいものに変えて行きたいというメッセージが込められたプロジェクトです。

参加するサバイバーは、プロのヘアメイクさんとカメラマンさんの手よって、まるで雑誌の表紙のような素敵な写真を撮ってもらうことができます。ブースにはこれまで参加されたサバイバーの方々の写真が飾られていたのですが、どれも素敵な笑顔で溢れていました!
写真には、自分の書いた思いや目標などを添えてもらえるので、希望や自信を取り戻すきっかけにもなるのではと感じました。
各地のイベントで活動されているようなので、ぜひ私も撮ってみたいと思います。

<ミールdeスマイリング>

こちらはNPO法人キープ・ママ・スマイリングが行う、病気の子供を持つママを食事でサポートするプロジェクトです。
小児病棟に入院する子供を持つ親は、付き添いとして病院に滞在する時間が長いのですが、病院からは親の分の食事は提供されないのでコンビニ弁当やカップ麺などの軽食に頼りがちだそう。
そんな「付き添いママ」に、美味しくてアレンジも簡単にできる惣菜缶詰をプレゼントしています。私も試食させてもらったのですが、有名シェフが監修しただけありとても美味しかったです!
クラウドファンディングで缶詰制作費の出資を募っている点も、新しい感性のプロジェクトだなと感じました。

<めでぃかるガチャガチャ3DP>

こちらは、ダカラコソクリエイトによる「医療機器のガチャガチャ」制作のプロジェクトです。

おなじみのガチャガチャから出てくるのはなんと、病院でしか見かけない医療機器をかたどったミニチュアのキーホルダーたち。
病院に入院したことがある方は毎日お世話になったであろう、ナースコールや手動の血圧計など、マニアックな道具も制作している点が面白いと感じました。
特に小さな子供に対しては、治療前に医療機器への恐怖心を和らげたり、理解や関心を深めるのにも役立ちそうです。

​今後も、がん関係のイベントに積極的に参加しようと思っています。



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