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森絵都著 『ブレノワール』を読んでガレットを作ってみた♬

以前、森絵都『ブレノワール』を読んで、ガレットを食べたくなった記事を書きました。で、食べに行こうかと思ったのですが、2020年はコロナ騒動一色💦 こんな時わざわざ食べに行くのもなんだかなあ、という感じなので、自分で作ってみました♬
ガレットの素を買ったせいか思ったより簡単で、かなり美味しくできたと思います。
ここからガレットを作ってみた報告を書きますね♬

ちなみに前回の話はこちら♬
森絵都著 『ブレノワール』を読んでガレットを食べたくなった話

1・とりあえずガレットの粉を買ってみる♬

「ガレット」はフランス語で丸くて平らな料理を意味しているそうで、日本で言うパンケーキも含む幅広い料理みたいです。しかし、森絵都『ブレノワール』ではそば粉で作るガレットを指していますから、まずは粉を買うことから始めました。
検索してみるとそば粉もいろいろありますが、あまり大量に買っても使いきれるかどうかわからないなー、と思っていたらガレットミックス粉なるシロートでも扱いやすそうな小ぶり商品があったので早速購入♬

2・初回はオーソドックスに作ってみました

初回はとりあえず試しに、あまり凝らずに作ってみました。テーマ的には朝ごはんかランチな感じ。

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ネットでレシピを見ると三角に折る例もありましたが、とりあえず自分のイメージ通り4方向をたたんで四角にしました。ベーコンと卵で見えないけどピザ用のチーズも入ってます♬
商品の記述通りに作れば、焼くこと自体は難しくはないです。ただ、小説にもあったようにキレイに仕上げるのはなかなか難しい💦
上の写真でも四方のバランスが取れていないし、折った部分が浮いて見た目はイマイチです。
写真の上の方は気まぐれで小麦粉を混ぜたものですが(ミックス粉に対して半量程度)、さらにキレイにまとめられなかったので端に置いてごまかしてます💦(何に対して見栄を張っているのかは不明…)

その後実食♬

感想:「めっちゃソバやん!」

はい、当たり前ですね ( ´∀` )

そば粉で作っているので当前なのですが、味も香りもソバです!

ソバだと思うとチーズやベーコンが合わなそうな感じがしますが、全く違和感のない美味しさでした♬

小麦粉を混ぜたタイプは水に溶いた時点で粘度が高く、予想通りモチモチ感がありました。ソバ粉だけのタイプより食感も強いので、満腹感を出したいなら少し小麦粉を混ぜるのはアリかもです。
今回の配分ではソバ感が薄れてしまったので、自分的には小麦粉は入れるとしてももっと少量で良い気がします。(無理に入れる必要は全くないです)

3・デザートなガレット♬

ガレット屋さんのメニューを見ると、おかずだけでなくフルーツを盛ったものも多いようなので、自分もチャレンジしてみることにしました。
今回はガレットミックス粉のみで作成。仕上がりはこんな感じです↓

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いろいろ持ったのでガレットそのものはほとんど見えませんが、前回同様キレイに折るのはやっぱり難しい💦
乗せたのはバナナ、リンゴ、キウイ、プチトマト、サワークリームです。
買い物に行ってイチゴを買うつもりだったのに忘れたのでプチトマトになりました💦
サワークリームはガチのやつを買うと高いので、生クリームとヨーグルトで作りました。

ソバの風味にフルーツやサワークリームが合うのか? という点が気になりましたが、結果は
美味しいけど具を盛りすぎて、デザートというより完全に一食分の満腹感があった💦
という感じです(;^ω^)


分量的には具はリンゴ1/4、バナナ1/2、キウイ1/2、プチトマト2個なんですが、薄く焼いたとはいえそば粉がベースですもんね。

反省としては小さく作ってもっと上品に盛り付けよう! イチゴを忘れないようにしよう! などです。
とはいえ、十分来客にも出せるものだと思います。
生地だけ焼いておいて、好きな物を乗っけて食べる手巻き寿司的に出してもよさそうです。

バニラアイスを乗っけるのもありかも? と思ったのですが、ソバの香りにあの甘さはどうかな、と躊躇してやりませんでした。でもチャレンジだけでもしてみればよかったな、と後悔荒波です。
後日機会があればやってみます!

4・がっつりメインにも挑戦!

ネット上のレシピを見ると、ソーセージやサーモンを乗せたガレットもかなり見かけますので、私も作ってみました。
仕上がりはこちらです。↓

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相変わらず具がてんこ盛り過ぎて、何が主役なんだかさっぱりわかりません…
自分の不器用さとセンスの無さに驚きますが、まあ、試作だから問題なしです!

ガレットにはチーズ乗せで焼き、スモークサーモンをトッピングしました。

正直、スモークサーモンとソバの香りは相性問題なしです! 見た目はちょっとアレですが、ここまでの3つの中ではこの組み合わせが一番好みした。

ここまでの経験で考えると、生ハム乗せガレットとワインの組み合わせも合うと思います。

5・おまけ

後日、粉が少し残っていたので、薄く焼いたガレットに、別に塩コショウして焼いた豚バラスライスを載せてめんつゆをかけて食べてみました。(見た目悪いので写真は無いです)

すると、
ソバの風味とめんつゆの組み合わせは、やっぱりめっちゃマリアージュ♬♡でした!

ここでひらめいたのが、めんつゆに浸して食べる夏向きさっぱりガレットってアリなのではないか、というアイデア!
ぱらっと検索した範囲では出てこないので、もしかすると前人未到のオリジナルメニューになるかも!
(まあ、誰もやってないことはないと思いますが…( ´∀` ))
と、考えたところで、粉もなくなったので、ゆっきー舎の味の冒険は次回に続きます♬

森絵都『ブレノワール』は、ベテラン女性作家4人がヨーロッパを舞台にして「愛と味覚」をテーマに描いたアンソロジー:『チーズと塩と豆と』に収録されています。江國香織角田光代作品も良い味でした♬

森絵都作品だけ読みたい人には『気分上々』という短編集に入っていますので、こちらもおすすめです♬



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