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ゆっきー舎 考える部

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入管問題、被収容者の支援のこと、世界とか人権のことを考えます。 「ネコマンガで世界の端っこをちょっぴりでもいいからマシにする」を目指します。
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#入管

様々なルーツを持つ人達と、多国籍な料理を楽しんできました♫ in名古屋

様々なルーツを持つ人達と、多国籍な料理を楽しんできました♫ in名古屋

約1週間、名古屋に行ってきました♫ 主目的はイラン出身のRさんの脊柱管狭窄症手術の入退院に立ち会うことでしたが、仮放免者を受け入れるシェルターに宿泊させてもらったので、さまざまなルーツを持つ方との交流もできました。

この記事では仮放免という言葉を多用します。仮放免者=犯罪者と思う人もいるかもしれませんが、それは正しくありません。詳しくは記事の最後に記載しますので、ぜひ最後まで読んでください。

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ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ3

ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ3

「コレが公務員が言うことか?」シリーズも3回目。2回目に引き続いて、2019〜2020 年に入管が行った「仮放免制度の濫用」に関連して、今回は入管職員の対応に怒りを覚えたことを中心に書く。

入管はそれぞれの事情を無視した「全件収容主義」を主張しており、難民申請者も収容対象となっている。

しかし、そもそも収容=拘束は送還準備のための一時的なものとされている。難民申請者は送還してはならないと難民条

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イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード1

イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード1

イラン出身のRさんにペルシャ料理を習うシリーズ、いよいよレシピ紹介を始めます‼️

エピソード0で企画の経緯を説明していますので、良かったら見てくださいね。↓

https://note.com/yukki_sha/n/nd43f8b6af365

いよいよレシピです!「ホレシュ」はシチューのような煮込みで「バデンジャン」はナスなので、ホレシュテ バデンジャンは日本語でナスの煮込み! つまりナスが

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イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード0

イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード0

この記事はイラン出身のRさんにペルシャ料理を教えてもらい、ゆっきー舎がレシピ化する過程を書いていきます。

今回はエピソード0、導入編でレシピ紹介はありませんが、この企画を始めた成り行きを書いているので、とりあえず読んでもらえると嬉しいです。

ここで、Rさんの情報を記載します。(この情報の後にもマンガは続きます♫)

・Rさんは在留許可がないことで入管施設に収容されていましたが、日本が在留許可を

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ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ1 「入管」は人の命を大切にしない!

ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ1 「入管」は人の命を大切にしない!



この件はニュースで見た人も多いと思うし、亡くなって2ヶ月近くが過ぎた5月1日現在でも、十分な医療が提供されていなかったことを示す情報や、遺族の怒りの声などが新たに伝えられている。すでに似た趣旨の記事は無数にある。

しかし、

そんな経緯から、亡くなった方を他人とは思えない自分がいる。

彼女を自宅に迎え入れる予定だった支援者(支援団体には所属していない:以降Mさんと記載)から、私が絵や文章

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「仮放免」という立場のRさんが脊柱管狭窄症で苦しんでいる件

「仮放免」という立場のRさんが脊柱管狭窄症で苦しんでいる件

ゆっきー舎小柳です。

この記事は、日本に住んでおり脊柱管狭窄症で苦しんでいる外国人Rさんへの治療費の募金活動を始めたことで書きましたが、2021 年9月末日に166万円の目標額に到達しました!

募金や記事拡散に協力いただいた皆様に心からのお礼を申し上げます。

募金は終わりましたが、Rさんの立場について、伝え続けるために募金の部分だけ消して、記事はそのまま残します。入管問題の一端をマンガを交え

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