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小雨の中、散歩してみました。



私は母を介護していたころ、
しだいに弱っていく母を見つつも、

実家の小さな庭の植物や
ふるさとの風景の中に
自然の豊かさや、
日々移り変わる命の息吹を感じ、

自分の心の支えにするようになりました。

汚れてしまったシーツを洗いながら、ふと顔を上げると、つゆ草の花を見つけたり、


買い物した重い荷物を持って、
坂を登りきったところで振り返ると、穏やかな海が見えました。

私にとって、小さな花や故郷の自然は、介護という自分が今立ち向かっている現実の緊張から、フッと力を抜いてくれたように思います。


そして、今は、日々の暮らしの中で、気持ちを整えるために、買い物ついでに、小さな自然を探して歩いています。


今日は、朝から小雨が降っていました。

でも、白内障のある私は、日光が眩しいので、この小雨降るくらいの明るさが、ちょうどいいのです。


今日は、いくつか小さな公園を回って、藤の花の咲き具合を見てきました。


畑の近くの公園は、蕾はたくさんあるけれど、まだまだ三部咲き。


保育園の藤は、見事な満開だったので、しばし立ち止まり眺めてしまいました。


少し離れた住宅街の公園は、五分咲き




途中、以前、満開だった紅梅の木を見つけて近づいてみると、小さな青い実がチラホラ見えていました。


さて、藤の花に戻り、少し離れた団地の公園も、もう少しで満開の八分咲き。



そして藤の花を探して歩いていると、


道の両側や公園のハナミズキが満開。 




八重桜も雨の中、見事な花を咲かせていて、やはりしばし立ち止まって見上げていました。




そして、この花、なんでしょう?
道路脇に綺麗に咲いていました。
調べてみたけど、まだわかりません。




今日も小雨降る中ですが、藤の花を探して楽しく散歩ができました。

歩いてくると、自分の世界が少し広がってきたように思います。


小雨程度だと、息をすると、雨の匂いやアスファルトか土の匂いが感じられて、自然の近くにいるような気がします。


そして、そんな周囲の自然を感じると、私の気持ちも少し上向きになったように思いました。



◎今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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