見出し画像

週1日の在宅ワークで、心を整える

コロナ自粛も落ち着き、当たり前のように出社できるようになった。緊急自宅宣言が解除して5か月弱、人によっては在宅より出社日の方が多くなった人もいるだろう。

私も気づけば、週の大半は出社している。出社した方が先輩に質問しやすいし、集中力は会社の方が長続きしやすい。

それでも毎日出勤はせず、週1日は在宅ワークをすると決めている。なぜなら、在宅ワークは日々の生活を「整える」効果があるからだ。

出社していると、時間が足りずに家で出来ないことがたくさんある。例えば洗濯。洗濯するためには、服を洗濯機で洗った後に干すためには、最低でも1時間は必要だ。しかし朝の1時間は自分の準備をするだけで精いっぱいで、洗濯に手を回すほど余裕はないし、1時間早く起きるのも嫌だ。夜は夜で食事の準備などで忙しいので、洗濯する時間はない。結果洗濯物は週末まで貯まってしまう。

料理もそうだ。本当は家に帰った後、手の込んだ美味しい料理をつくって食べたい。でも、会社から帰った後は思ったより時間がない。お風呂に入る時間も必要だし、明日のために早く寝なければいけない。だから早く済ませるために、作り置きした食材を温めて食べるだけ。週末以外でなかなか料理を作るのは難しい。

ところが在宅ワークだと、普段できないことを当たり前のように取り組める。

出勤しなくていいので、朝早く起きなくても洗濯機を回せる。洗濯が完了すれば、仕事の合間を縫ってベランダで干せばいい。そして夕方になれば、乾いた洗濯物をすぐに取り込める。まるで仕事中にコーヒーを飲むかのように、当たり前に選択ができる。

料理も同じだ。仕事が終わってなくても、夜になったら一旦食事を挟んでもいい。移動時間がないので、早く仕事を切り上げた日には手の込んだに物だって作れてしまう。スーパーに買い物にも行ける。美味しい食事を堪能すれば、あたたかいお風呂でゆっくりし、眠くなったらお布団にもぐりこめる。そしてたっぷり睡眠時間をとって、翌朝すがすがしい朝を迎えられるのだ。

在宅ワークをすると、自分のペースで生活でき、美味しいものを食べ、しっかり休める。そんな丁寧であたたかな暮らし、本来あるべき当たり前の生活によって自分の心が整えられる。

この穏やかな1日を過ごせれば、次の日が出社であっても爽やかな気分で「今日も頑張るか!」と思えるようになるのだ。

今週もようやく折り返し。

「出社は便利だけど疲れたなぁ……」と思ったら、ぜひ週1日の在宅ワークを取り入れてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?