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もし警察に追われたらという妄想

善良な市民でも、サイレンは怖い

寝る前に部屋でくつろいでいると、外からパトカーのサイレンが聞こえてきた。今日はやけに長い。それに、だんだん音が大きくなってくる。
「ぅうう〜ううぅ」が7回くらい聞こえたときには、たぶん家の相当近くまで来ていたはずだ。

ふと、「ぅうう〜ううぅ」4回目くらいから、せっかくだから犯人の気持ちになってサイレンを聞いてみようと思った。

犯人(の気持ち)になると、サイレンはとても怖い。自分を追っているわけではないと思いつつ、悪い想像でいっぱいになる。

どんなふうにパトカーから逃げようか、なんてとこまで考えてしまった。

犯人は、サイレンが聞こえたらどうする?

犯人(の気持ち)になって、まず考えたのがサイレンが聞こえたときの対処法だ。

もし犯人だったら、パトカーを見かけたときどうするのが最適なのだろうか。
相当大きな犯罪をしない限り、きっと警察官は犯人の顔をはっきり覚えてるわけではないだろう。
だったら、警察の前でも堂々としているのがいいのではないか?

運動不足なら、逃げるのはハイリスク


それに、遅刻しないように小走りするだけでも息切れする私が、警官から逃げられるとは思えない。運良く逃げられたとしても、ドッチボールのように、なんてことない場面であっけなく捕まってしまいそうだ。

よって、運動不足の悪人にとっては、堂々としている方がいいのだろう


もし堂々とできなくても、何も知らず、気の弱そうな善良な市民を演じればいい。
わたしはよく、マルチ関係みたいな二人組に話しかけられる。童顔だからか、不動産屋のチラシが配られない。
冴えない毎日は、きっと犯人として生きる上での武器になる。私は案外、逃亡(する気持ちになること)が向いてるのかもしれない。

犯人になる前に、犯人対策を

もちろん、わたしは犯人ではない。
なにも悪いことなんかしていないし、大していいこともしてない一般市民だ。

それでも、人生何があるかわからない。いつか、どこかで、うっかり犯人になってしまうかもしれない。

何事も、準備が肝心だ。いつ犯人として生きることになってもいいように、サイレンの音が聞こえたときには、自分ならどう動くか考えてみるといいだろう。

犯人(になったような気分)になってきくサイレンは、今までの人生の中で、最も恐ろしい音に聞こえる…

※ほんとに何もしてないです!笑

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