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自分にとって本当に必要なモノたちと暮らす

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
今、生き方に迷いがあるのならば、ここで自分の棚卸しをしてみませんか?

私たちも年齢を重ねれば、頭と心の棚は雑然としていて、在庫過剰になっているかもしれません。必要ではないのに、欲しいものがいくつも見つかったり、すでに所有しているのに忘れて放置していたり。必要だからと購入したのに、全く使われずそのままになっていることも、多いもの。

人は、欲しい気持ちが先行していると、「どうしても必要だから」「それがないと支障をきたす」等と、もっともらしい理由をつけて購入の正当性を主張します。結果、不要だったことに気づいても「いずれ使うから」「子供に残せばいい」などと、いい訳をするのです。

倹約をする前の私は、「本当は別の色が欲しかったのに、在庫がなく『まあいいか』と、手に入れた派手な色のバック」「一流ブランドだからという理由だけで購入した、けた違いに高価な『スーツ』」「本当は一つでいいのに『3個で1000円』とか『複数買うと割引になる』と、二つも三つも買わされたもの」「『付き合いだから』と欲しくもないのに購入した、アクセサリー」等といった、しっかりした自分の価値観で選んでいない「いらないもの」だらけの中で、暮らしていました。

高価なものやレアなものも、使わないならばゴミと同じです。振り返れば「幸せだ」とか「満たされている」と感じたことが一度もなかったのは、多くの不用品、ゴミに囲まれて暮らしていたからなのです。

 ものの多さと幸福感は比例しません。

不用なものや自分の価値観に合わないものの中に、身をおくと落ちつきません。一方、ムダをそぎ落としたホテルの一室や、床の間に「掛け軸と一輪の季節の花」という和室では、ゆっくり時が流れ、気持ちもゆったりするでしょう。

かつての私は、前者でした。不用なものがあふれた部屋が、頭や心にも負担を与えていたのです。そうならないために、ここで棚卸しをして、ストレスが増える物事を見直し、暮らしをスリム化すると、驚き、発見の連続です。

「本当に必要かどうか?(必要性)」「長く愛用できるか?(耐久性)」「直して使えるか?(メンテナンス体制)」、そして「価格と品質のバランスが取れているか?」。最後は「始末良くできるか?」──。

今の暮らしは、充分に選別して私のもとへやってきたモノばかりに囲まれたものになりました。モノは格段に減り、工夫する楽しみや幸福感は格段に高まっりました。

倹約が「ないこと」の価値を、教えてくれたのです。

 ~ものの多さと幸福感は比例しない~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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