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倹約は真の豊かさを手に入れるプロジェクト

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

「倹約」とは、「健康・環境・工夫」がキーワードの心地良い暮らしです。実践するうちに心身とも生まれ変わったように清々しくなり、自分にとって何が必要であるか、本当の豊かさとは何かが分かってきます。

いわば、貧乏臭さとは無縁の「清富」な生活です。

ところが、この倹約を「貧乏」いう意味に、すりかえてしまう人がいます。

「『清富』なんていっているけど、『清貧』を言い換えただけで、しょせん貧乏な暮らしでしょ」というのです。

倹約は「貧乏」になることではありませんし、金銭的に恵まれない状況になったとしても、「健康・環境・工夫」の「心地良い倹約」を心がけていれば、貧乏という意識は皆無です。
節約も倹約もムダをなくしてお金を大切に扱うことには、違いはありませんが、その感覚には大きな違いがあります。

節約には、「貧乏になる」という意識が付きまといますが、倹約は心豊かになって、お金もたまりますから、「お金持ち」にもなれます。
意識も現実も、雲泥の差
があるのです。

 節約では貧乏を「試練」と捉え、倹約では貧乏を「試験」と捉えます。

「試練」とは、信仰や決心のかたさや実力などを厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難です。「厳しい試練を受ける」「試練に耐える」などと、いいますよね。どう考えても、そこにあるのは厳しくて、切なくて、苦しい「修行僧」のようなガマンです。それに「試練」はいつ終わるか分からないですから、「試練」と捉えただけで、気持ちがふさいでしまう人が、多いのです。

一方、倹約では貧乏を「試験」と捉えるのです。「試験」とは、物や人,あるいは組織などの性質、性能をためすことです。そこには積極的に物事に挑戦するパワーが、満ちています。目的に向かって邁進する、エネルギーがあります。

あなたも「試験」でいい点数を取ろう、資格試験に合格しようと必死にがんばった経験があるでしょう。不思議なもので「試験」はやる気になりますが、普段のテストですと、それほど必死になれなかったりします。

試験では、「成果」が実感できる。そこに喜びが伴うからです。

「しれん(試練)」と「しけん(試験)」はわずか一文字の違いですが、前者からは「ガマン」、後者からは「喜び」と、描くイメージがまったく異なるのです。

「倹約」は、真の豊かさを手に入れるプロジェクトです。まず、気持ちを整えることが不可欠です。あなたの未来には、「豊かさ」と「心地良さ」が待っているのです。

 ~倹約では貧乏を「試験」と捉える~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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