見出し画像

話すスピードと収入には相関関係がある

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
お金持ちに、早口な人を探すのは難しいと思います。経験則ですが、話すスピードと収入には、「相関関係」があると捉えています。

早口な人はコミュニケーションに問題を抱えている可能性が高く、出世や昇進の足を引っ張っている。早口というだけで、コミュニュケーションの効率を下げているのです。

精神的にゆとりがないことで、早口になる方がいらっしゃいます。こういうタイプの方は、出世や昇進で損をしていることでしょう。潜在能力はあっても「できる人」には、見えませんから、重要な案件を頼まれたり、任せられることが少なく、チャンスに出会う可能性も、減ってしまうのです。

仕事はチームプレイですから、「早口」なために周囲と円滑なコミュニュケーションを取れないというのは、大きな痛手になります。なかには優秀な人で、早口の人もいらっしゃいます。早口でよどみなく話すことができれば、相手はその勢いに圧倒されることになり、交渉の場では、大きな武器。
しかしこうした言動は、社内のコミュニケーションではマイナスになってしまいます。

上司への報告・連絡・相談、同僚への連絡や伝達、部下へ指示を行う場合に、早口でまくし立てられたら、相手は萎縮したり呆れたりし、きちんと内容が伝わらない可能性があります。やがて、チーム全体の歯車も狂ってき、成果を出せないで終わりかねません。

相手が誰であれ、早口で威圧的にまくし立てる人に好ましい感情を抱くはずなど、ありません。早口ということで、マイナスの評価を受けるのは、もったいない話ですね。

 では、ゆっくり話せばいいのでしょうか? ゆっくり話し過ぎるのも、問題です。今度は相手を苛立たせてしまう可能性が、あるからです。

時折、揚げ足を取られることを恐れ、他人を警戒しゆっくり話す人がいますが、そうした心の内は、相手に読まれてしまうものです。それにゆっくり話す人を「大物ぶっている」とか、「威厳を高めようとしている」などと悪い印象を抱く人もいます。
実際、大物を演出したい人の多くが、あえてゆっくりと話をしています。早口でまくし立てるのと同様、交渉ごとでは効果があるかもしれませんが、社内のコミュニケーションや仲間との人間関係では、効き目はありません。

それに、人との出会いや交流は、倹約生活を送っていくうえでの大切な要素でもあります。一見、話し方と倹約とは関係ないようですが、人間関係がうまくいかずストレスを抱えた状況では、日々の生活を楽しむなんてことは到底不可能でしょう。

私たちは意外に、話す内容よりも話し方や雰囲気を重視しているものです。厳しい内容を話すにしても、優しく丁寧なに伝えれば、相手は不快に思わないことさえあります。

会話は「いきもの」です。そのポイントも押さえ、基本は「ゆっくり」話しながらも、会話のスピードも自由自在に操ることで、倹約生活もゆったりとした心豊かなもの変わっていくことでしょう。

 ~早口でまくしたてても共感を得ることはできない~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポットウスイユキチャンネル」💛

💛YouTubeチャンネル登録して頂きましたら嬉しいです💛


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?